色々な工夫がある物理設定。
薙刀式3Dプリントキーキャップの物理配置と、
キースイッチと、
左右分割の置き方と、高さと角度のセット、
あとキーマップ。
【キーキャップ】
薙刀式キーキャップを、
右手:
平平平平平
平平降降平
平降降降平
親大小
のようにセット。左は対称。
中段に構えたとき、中指薬指は折りたたみ気味に構えることになるから、
人差し指と小指が触れる角度よりも深くなる。
坂キーを使って、深めになるようにした。
中指薬指の下段も同様。
人差し指下段は、伸ばし位置は横移動成分があるので、
平キーにしたほうが撫で打ちしやすい。
小指下段は中段を打つときに触れないように、平キーの方がいいみたい。
親指はJ直下とH直下、二種類あり得るが、
今はH直下の端っこのほうが調子がいい。
(ほんとはHJの間くらいが一番いいのかもね)
それに合わせて、斜キーの大小を打ちやすく並べた。
基本セット限定だからこうしてるけど、
坂キーを追加購入すれば、
TYあたりを登りになるようにセットできるかも。
【キースイッチ】
オールクリームスイッチ。
底打ちのやわらかさ、底打ちのしにくさで選んでいる。
そのままだと戻りの音がうるさいので、
トップハウジングの中の、ステムが当たる部分に0.5mm幅くらいに切ったテープを貼り、
静音化している。
これでGateron Ink Silent並みに静かになり、底打ちがゴムじゃなくなる。
またchoc用のバネを入れて変荷重としている、
●25g
◎20g(25gのバネを切って20相当とした)
○15gで表記すると、
右手は、
○○○○○
○◎◎○○
○○●○○
●○○
とした。左手は対称。(非対称はやめた)
中指下段を薙刀式でわりと使うので、
突き指気味に打っても底打ちしないよう強めのバネに。
親指は連続シフトの離しを速くするために強めのバネに。
人差し指と中指中段は強い指なのでやや強めのバネに。
その他上下段は指を伸ばして打つので最弱のバランスに。
オール15gベースだと強く打ってしまい、
底打ちしがちなキーがいくつかあるため、
その衝撃で指が痛むのでこのようにした。
最弱バネは10gでもいいかもしれないが、
とりあえずこの辺で安定し始めている。
【左右分割距離と角度】
分割距離を開けば開くほど肩は楽になるが、
左右の手が遠くなる分「両手で書いてる連動」が粗になる気がする。
左右の手を近づけたほうが密に書ける気がする。
近づけるとハノ字にしたほうが良いので、
現在は、
上段2キー離し、最下段3キー離しの距離感でセットしている。
筐体自体は2mmのゴム足に。
(キットについてくるのは3mmゴム足)
等高で、水平置き。
チルト、逆チルト、テントなどを散々ためしたが、
どこかは打ちやすくなるがどこかは打ちにくくなることを繰り返すので、
いっそ水平置きとした。
(キーキャップのトップ面を3D曲面にすることで、
うまくいくかも知れない)
またパームレストで掌全体をあげると、
親指キーが更に打ちやすくなることに気づく。
レストというより、リフトの役割。
物理は5mm厚のホンジュラスローズウッド。
硬くて手触りが良い。
裏に100均の滑らない薄いウレタンマットを両面テープで貼り付け、
滑りを止めている。
本体がもう5mm薄くなればパームレスト無しで行けるんだがなあ。
miniAxeLP買ってみようかなあ(沼。
chocキーキャップがほとんど選択肢がないのがなあ。つくれば(沼。
(親指キーの抉れ角を鋭くすれば解決するかもだが、
抉れすぎるとトップハウジングと干渉する。
どのMX互換スイッチでも干渉しない状態を保つなら、
もう1mm余裕がないので、微差にしかならないかも)
【キーマップ】
薙刀式自体はまだ少し弄るかもと思い、
DvorakJで実装。
(qmk薙刀式の追加部分を僕が全部解読してないのもあるけど…)
薙刀式で使うキーは文字部分30キーとスペースキーだが、
左右分割なので左右ともスペースキーを置いている。
SandSはDvorakJ側で実装。
(qmk側にすると二つに跨りタイミングが合わない時があるので)
qwertyローマ字を万が一使うかも、に備えてよく使うのを
Lower側に(右手部は薙刀式の編集モードライク)、
Raiseは右手テンキーと、記号類。(ほぼ使わないけど)
テンキーは左手だけで使えるようにLower側にも置いている。
keymap.c
hhkbをボンと置いて満足していた頃から比べると、
どこまで手を入れたのか、
などと感慨深い。
これで完成ではないが、暫定完成。
僕のエンドゲームはこの近くにあると思うんだが。
みなさんのエンドゲームの参考に。
2019年10月26日
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