カナ配列を使うとき、
IME ON…ひらがな入力、日本語変換
IME OFF…英数直接入力
は、使うときはものすごく使う(英語入り混じり文など)。
薙刀式のやり方はかなりスマートだと思うので、
これだけでも導入すると楽だよ。
薙刀式では、
IME ON…HJ同時押し
IME OFF…FG同時押し
にバインドしている。
薙刀式の同時押しはすべて相互シフトで定義されているので、
正確には、
「H押しながらJまたは逆で、ひらがな」
「F押しながらGまたは逆で、英数」
という入力だ。
Mac同様のバインド、
つまりスペースキーの左右のキーで、
ひらがな、英数の切り替え、
つまり変換/無変換で切り替えに設定している人も多いと思う。
でもこれだと、
せっかくの特等席の親指キーを塞いでしまうので、
勿体ないと思ってしまう。
(自作キーボードでも同様。
LowerやRaiseや、BSやエンターやカーソルや、
Ctrlとかシフトを置いた方がいいよね)
そもそも無変換/変換キーは昨今遠くに追いやられてるし、
ここに何か大事なものを置くのはリスキーだとすら思う。
(そこで自作ですよ)
FG/HJの同時押しは、
標準運指を使っている限りは人差し指二連なので、
ロールオーバーすることがない。
これを利用しているわけだ。
(実際の運用では、
ホームポジションを外して、人差し指中指で打って、
またホームポジションに戻すことになる)
薙刀式は色んな制御を人差し指中心にやる配列だ。
(濁音、半濁音、小書き、BS、エンター、
候補選択と行移動、IMEオンオフ、
編集モードのショートカットや記号入力)
英語のように、
アルファベットとスペースだけ打っていればいいわけにはいかないのが日本語入力で、
なるべく一番動く人差し指に制御を集中させた感じだ。
(だから人差し指の、文字のみの使用頻度50%より、
もっと使用頻度が高い)
ロールオーバーしない組み合わせでのロールオーバー定義だから、
他の配列でも流用できると思う。
全角/半角キーのトグルなんてやってられない。
指が届かないし、今どっちかなんて、
目線を外さないと分からない。
キーボードの左上と、画面右下、二回も視線移動は勘弁だ。
(USBメモリをさす時みたいに、3回くらい裏表が合わない時もあるし)
Ctrl+スペースは少しだけマシだけど、トグルの問題は変わらない。
Capsで英数、ひらがなカタカナキーでIMEオンなんて、
まず手が動かない。
小指と親指という対応してない指なのも直感的じゃない。
みんなどうしてるんだろう。
すごく気になる。
IME ONのまま、ファンクションキーで半角英数変換する人もいるのかな。
ますます手が届かん。
小説や脚本を書いてるときは、
ほとんど英数は出てこない。
そもそも縦書きで出すのは宜しくない。
でも横書きで、PC関係のことを書くときはよく出てくる。
みんなどうしてるんやろ。
めんどくさい人、
FG/HJ方式はおすすめです。
これだけAutoHotKeyで組んじゃってもいいし。
IMEを切り替えながら文章を書いて行かなきゃいけないなんて、
多分本国のアメリカ人は知らないだろうなあ。
知ったら発狂するぞ多分。
IMEはWindowsの基本設計にスマートな形で組み込まれてない。
ものすごく腹が立つが、とんちで切り抜けるのみだ。
2019年10月28日
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