2019年10月30日

【薙刀式】人類にはEnterキーは遠すぎる

たまに聞くこのフレーズ、ソースまで辿れなかった。
JISのEnterよりUSのEnterが1キー近いのは、
キーボードを真剣に考えたことがある人は知ってるかも。

でも薙刀式はもっと近くで、しかも強い指にした。


両人差し指下段、VM同時でEnter。
相変わらず相互シフトで定義しているので、
Vを押しながらMでも、Mを押しながらVでもよい。
もともと、
薙刀式ではVMのそれぞれシフトには句読点があるため、
句読点同時押し=Enterの意識で定義している。

さらに薙刀式の「。」は、
「。Enter」なので、
文章終わりにEnterの必要がなく、
文末まで書いて変換OKなら「。Enter」で、
次の文へ進める仕組み。


実際のところ、
変換して確定をしたいなら、Enterを打つ必要はなく、
次の文字を打てば自動確定だ。
でもついついEnterで確定しがちだよね。

漢字変換が一発で行かなさそうなやつを決めるために、
確定Enterをついつい打ちたくなってしまう。
ひらがなのままで無変換確定したいときも。

言葉を選びながら書いてる時は、
ついつい文節単位で確定を打ちたい。
変換未確定状態は、まだ言葉として確定してない感が、
どうしても強いと思う。
(注目文節を進めると前文節は確定する、
というオプションもあるが、
なんか使う気がしない。
戻れなくなるのが怖いのかな)


だから、右小指で、3キー離れたEnterを打ち続けるのは、
人類には遠すぎる。
日本語入力の宿痾といって過言ではない。

親指Enter派はいるだろう。
変換キーまたは無変換キーをEnterにバインドするのは、
比較的よく知られたカスタマイズだ。
(AutoHotKeyやDvorakJで実装可能)

しかし相変わらず変換無変換はどんどん端に追いやられるので、
旧リアフォのようないい位置に両キーがあるキーボードは減ってきている。

僕も変換キーEnterはカタナ式の頃から使ってたけど、
USキーボードに切り替えたのを機に、
新しいEnterの打ち方を考えたというわけ。


自作キーボードのときも親指Enterをキーマップに入れていたが、
いざVMのEnterに慣れると、
ホームポジションFJから下にスライドするだけで確定なので、
とても楽に打てるのが気に入ってしまった。

カタナ式なんてNに単打で入ってたわそういえば。

Enterの位置まで配列に盛り込んだものは数少ない。
カタナ式、薙刀式と、
飛鳥配列くらいではないか?
(非公式に新下駄と蜂蜜小梅が親指確定を導入)


英語入力でEnterを使うのは、「段落改行」のときだけだ。
それはかなり頻度が低い。
(検索ワードEnterもあるだろうが、今は文章書きを考えている)
日本語のように、熟語単位、文節単位でEnter打ってたら、
そりゃあ壊しもしますわ。

指の動線まで考えた上で、
Enter位置を合理的に決めている配列は、
ほとんどない。


配列と独立しても使える手法
(VとMがロールオーバーさえしなければ良い)
なので、
取り入れてみたい人はどうぞ。
慣れてきたら、Enterは人類には遠すぎると実感できる。
posted by おおおかとしひこ at 00:01| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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