2019年10月30日

【キーボード】hhkbは500文字/10分程度のローマ字なら心地良い

久しぶりにhhkbを引っ張り出して打ってみた。
何が現在と違うか、知るためだ。

結論から言うと、
昔の打鍵、500字/10分程度のqwertyローマ字を打つなら、
このキーボードはかなり良い。


最近ようやくqwertyローマ字がブラインドタッチ出来るようになってきた。
速度は速くないが、昔のサイトメソッドと大して変わらないので、
まあ500字/10分程度と見積もっている。


hhkbのキーの重さと返ってくるまでの時間が、
今の僕の速さ、1000程度だとかったるい。
hhkbの押下圧45gに対して、
今は15g中心の変化重なので、
押す抵抗が全く違う。

hhkbは指をめり込ませる、まさに押す感覚だが、
現在は触れる、撫でる感じで打っている。

そもそもキーの上に指は置かない。
指は浮かして待機、重心は手首。

だからhhkbのようにキーが多いと、
ブラインドだとホームを見失う。
miniAxeは片側5列だから、見失うはずもない。

キートップ面が、hhkbは意外に小さくてびっくりした。
チェリープロファイルに近いのかな。
トップ面のRが小さく、
全体的に「指先(爪先方向に突き刺す)を包んで受け止める」になっている。

薙刀式キーキャップはスフェリカルのRが大きく、
18mm一杯までトップ面が広いので、
指先ではなく、指の腹で撫でる動きに向いている。


hhkbはスペースキーを逆付けした。
親指の角度が合わないからだ。
それでも、2cm高のパームレストを併用しないと、
手首が返りすぎて疲れる。

今はminiAxeの水平置きでノーパームレスト、
しかも親指は斜めの物理キーで凹型。
負担が全然違う。

肩甲骨の開きが違うのは言うまでもない。



現在のminiAxeを中心としたセッティングと薙刀式は、
「1000ペースで1万字を一日に書く」ことを目標として、
作られてきた。(8000ぐらいはやったが、脳の出力が持たなかった)

hhkbの想定しているタイピングスピードは、
もっと遅いように思う。
1000ぐらいで打つと、相当カチャカチャうるさいし。
(僕のキーボードが柔らか目のクリーム軸で、
かつ静音改造しているのもある。
どれくらい静かかは薙刀式動画のminiAxe一発目で比較あり)

500とかそのへんで、
ポツポツと打っていくのに向いているんじゃないか。
だから一日の生産量も、
5000字程度なのではないかと推測される。

hhkbで親指シフトを使う、
ものくろさんや塩澤さんは、
滅多に文字数を出してくれないが、
5000や7000というのはみたことがある。
qwertyローマ字ではなく親指シフトだから、
そこまで伸びるのだろう。

じゃあ今の僕のキーボードを使えば、
もっと伸びるかも知れないなあと思ってしまう。


僕は筆圧がそんなに高くないタイプかも知れない。
hhkbは僕にとっては、
過去に薦められて最初はいいと思ったが、
これ以上を探求することになった、
過去の墓標に過ぎない。

時々こうやって、
昔のキーボードを引っ張り出しては、
過去と現在の差分を見て、
ああ、こうだったからこうしたのだ、
ということを見るのは悪くないな。

hhkbが絶賛されているのは、
みんなqwertyローマ字を使ってるからじゃない?
そして1000も出してないからじゃない?
速度帯に応じて、合うキーボードがあるという説。


hhkbのその先が、全然ある。
hhkbが僕には、何周も周回遅れに見える。
リアルフォースもそうなんかな。触りに行こかな。
posted by おおおかとしひこ at 10:48| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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