頻度上、どうしてもシフト側に追いやられがちな、
ら、れ、る。
(頻度はそれぞれ、1.4%、1.3%、1.8%)
僕は単打側であるべき説を唱えたい。
れる、られる、の助動詞はもちろん、
「る」はあらゆる動詞の語尾につき得る。
(いまわざと「る」で終わらせた)
飛鳥のRayさんは語尾は高速で言うから、
語尾部分は高速で打てるべきだ、
という謎理論を唱えていたが、
その気持ちはよく分かる。
決定的なところはゆっくりアクセントを入れて、
繋ぎは抑えめで曖昧に速く、
語尾の決定的な部分はゆっくりと、
みたいに変速を使う人は、
その通りに指が動かないと一致がなく、気持ち悪いと思う。
僕の場合は脳内発声がないから、
音はどうでもいいんだけど、
動詞や動詞助動詞の塊は、
一気に打つべき一概念だと考えている。
なので、れる、られる、るは、単打でジャラッといきたい。
ほかの配列はどう考えているのか気になったので、
いくつか調べてみる。
中指シフトを中などと表記すると、
ら、れ、るの順で。
新下駄: 薬、中、単
飛鳥: 左、左、右
親指シフト: 単、左、右
新JIS: シフト、単、単
薙刀式: 単、単、単
飛鳥は意外にも全部シフトだった。
連続シフトを考慮すれば問題ないのだろうか。
親指シフトの「ら」はY単打で、僕の嫌いなところだ。
新JISの僕の好印象は、れるが単打で薙刀式の打鍵感に、
近かったからという可能性もあるなあ。
こういうところを見ても、
各配列の考え方に差が出ていて面白い。
何が優劣を決めているかは様々なファクターがあるけど、
こういうところで文体や書き方の好みが出るんじゃないかな。
2019年11月01日
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