2019年11月01日

日本語の4レイヤー

時々読んでた読者猿さんのブログ。
ずっと読んでなかったのだが、未読の面白いやつを見たので。

会話、論文、小説の言葉はどう違うか?日本語の文は4つのレイヤーからできている
https://readingmonkey.blog.fc2.com/blog-entry-724.html

日本語は格構造を持たない代わりに、膠着する語を合成して、
このようなレイヤーを作る言語かもしれないなあ。


これとは違う考え方に、
「象は鼻が長い」の主語は「象」か?という問いがあり、
「象」はこの場合、
「以下象について話します」という話題の範囲限定効果がある、
というのが一番納得がいったなあ。

映画のシーンにおいて、トップカットが場所のヒキではじまらず、
モノのヨリからはじまる場合、この「象」のような機能がある。

これは日本語における4レイヤーとは、まったく別の構造を有すと思う。
posted by おおおかとしひこ at 18:57| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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