だって、「そこにいるだけで溜息」なんだぜ。
「何もしない突っ立ってる状態が最高」なら、
ストーリーが出来ないではないか。
もしその突っ立ってる状態が最高なら、
そこから何も出来なくなる。
みっともない姿は見せられないし、
その状態から好ましくない変化をすることも出来ない。
もちろん、それよりいい変化をすることもあるだろうが、
それすら「ウブな少年のほうが良かった」
的なことだってある。
また、恋はアバタをエクボに変えるから、
良くないストーリーもいいと言ってしまう。
この人が出てればなんでもいいとね。
それは安易な商売を商売側に許すということだ。
それでお金儲けできるなら、
苦労しない方法を取るのが人間というものだ。
サービスショットばかり連発して、
サービスショット以外は退屈タイムになってしまう。
ハイライト待ちは、ストーリーではない。
それは詰まらないストーリーである。
物語は人生の変化を描く。
状態の変化を描く。
好ましくない変化を劣化と捉えられては、
変化を恐れて沈んで行くことになる。
色恋営業は大変だな。
ストーリーは、そこと距離をおくべきだ。
2019年11月11日
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