同じ19mmピッチでも、
格子配列とロウスタッガードでは、
GEの運指が異なるという話。
薙刀式では、「って」がGEに当たる。
「っ」の後の連接では「って」「った」「っと」が多く、
「って」を「っ」関係で最初に配置したくらい、
この運指は気に入っている。
頻度と難易度がちょうどいい感じ。
で、
ずっと19mmピッチ格子配列を使っていたので、
GEは指を伸ばした状態でダランとロールオーバーしていた。
それがロウスタッガード(普通の左に傾いた物理配列)だと、
指を開いても届かないことに気づいた。
「って」って書けない。
「っ」「て」になる。
間に手首回転(これが僕の腱鞘炎の原因)か、
指をよいしょと伸ばすわずかなラグが入る。
これが「って」って文字感にあってなくて気持ち悪い。
おかしいよね、昔はロウスタッガードで薙刀式を開発したくせに、
より楽なものを覚えると違和感があるという、
人間特有の「楽な方に流れる」現象だ。
僕は指が短い方なので、
普通の人はGEを同時に触れたままロールオーバー出来るかも知れない。
でも僕は出来ない。
こうしたことが、配列設計の時に影響する可能性は高い。
指が長い人なら、
「え? GEは同時押し楽勝っしょ」なんて思って、
もっと頻度の高い連接を当ててしまうかも知れない。
作者の動画は、実はそういった情報も提供する。
いろは坂の動画を見て、
この長い指は俺じゃない、って思ったもの。
真似して中指と薬指を開いても、
人差し指と小指がついてこなくてびびったもの。
これらの問題は、
17とか16ピッチでまるっと解決する可能性もある。
tronカナ配列は16ピッチ前提だし、
16ピッチなら4段配列も使えるかもだし。
ピッチと指の長さの関係と配列は、
関係ないようでいて直接関係ある部分だと思う。
2019年11月20日
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