2019年11月28日

【薙刀式】となり合ったキーを間違うか

ずっとわからないのだが、
僕は隣り合った中指と薬指を間違うことが、
稀によくある。
qwertyでも母音のioを間違うことがあって、
自分でもびっくりする。


他の人ではあまり聞いたことがないので、
これは僕特有の何かなのだろうか。
中指と薬指を分離できていないと、
こういうことになる。
僕はいまだに分離が出来ないので、
もうそういう年齢なのかもしれない。
(この分離は若いうちしかできないらしい)

新下駄はとても良い配列だが、
僕は中指シフトと薬指シフトの区別がつかなくて、
挫折することになった。
ゆっくりでも間違う。
咄嗟にどっちがどっちの指か分からなくなる瞬間があった。
これにミラー現象も加わって、左右盲の状態になり、
わたわたし始めたら悲惨だった。

下駄配列のときにはそこまで混乱がなくて、
それは薬指が濁音、中指がシフト、と明確に分かれていたからかもしれない。
もっとも、新下駄のときのほうが速く打てたから、
それなりの速度になったら、混乱が起こっていたかもしれないけど。

で、薙刀式。

完成版では「ゆ」を薬指上段へ移した。
「よ」が中指上段。
これが鬼門の、ioの配置になっているわけだ。

これが混乱しまくる。
「集中力」「宗教」「上級」などの、
よゆの連発する熟語においてすっと打てない。
かなりの確率で間違う。

ずっと打ってりゃ治るかな、なんて甘く見積もっていたけど、
どうにも治らないので、
配列自体を変えてみた。
具体的には、「ゆ」を小指上段Pにもっていく。

実際僕は薬指で打っているので、
指自体はかわらないのだが、
これでほとんど間違うということがなくなった。
上段中指と、上段横ずらし薬指という、
明確な違いが出たからだと考えられる。


似ているものは間違いやすい。
ミラー現象もそうだし、
上段中指薬指、中段中指薬指もだ。
それを明確に変えると、間違わなくなる。

面白い現象だ。


ということで、いま実験中の、私家版3の、
配列図をあげておく。
(リクエストがあれば定義ファイルもあげます)

単打

ヴきてし← →削るすへ
ろほとかっ くあいうー
けひはこそ たなんられ

シフト
ヴねりめ< >さよえゆ
せみにまち わのもつや
けひを、ぬ お。むふれ
(削はBS、<>はシフト←→)

決定版とはやや離れ始めているので、
これがよいのだ、と断言できるまでは、
このまま正式版とはせずに慎重にテストしたい。


あんまり聞いたことのない現象だから、
僕だけなのか、それとも。
薙刀式を使ってみて、しょしゅを混同した、
などの人がいれば面白いのだが。

結局、僕の指は、
親指、人差指、中指と、その他、
という意識しかないのかもしれない。
それをなんとか適応させていくと、
こういうことに落しこむことになるのかも。
posted by おおおかとしひこ at 19:07| Comment(2) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
同じです。ゆ、よ、は一番間違えるキーです。
Posted by eswai at 2019年11月28日 20:44
>eswaiさん

ありがとうございます。
この傾向は他の人にもあるのかもしれないですね…
(人間の腱の構造でもあるし)
Posted by おおおかとしひこ at 2019年11月28日 21:47
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