ずっとわからないのだが、
僕は隣り合った中指と薬指を間違うことが、
稀によくある。
qwertyでも母音のioを間違うことがあって、
自分でもびっくりする。
他の人ではあまり聞いたことがないので、
これは僕特有の何かなのだろうか。
中指と薬指を分離できていないと、
こういうことになる。
僕はいまだに分離が出来ないので、
もうそういう年齢なのかもしれない。
(この分離は若いうちしかできないらしい)
新下駄はとても良い配列だが、
僕は中指シフトと薬指シフトの区別がつかなくて、
挫折することになった。
ゆっくりでも間違う。
咄嗟にどっちがどっちの指か分からなくなる瞬間があった。
これにミラー現象も加わって、左右盲の状態になり、
わたわたし始めたら悲惨だった。
下駄配列のときにはそこまで混乱がなくて、
それは薬指が濁音、中指がシフト、と明確に分かれていたからかもしれない。
もっとも、新下駄のときのほうが速く打てたから、
それなりの速度になったら、混乱が起こっていたかもしれないけど。
で、薙刀式。
完成版では「ゆ」を薬指上段へ移した。
「よ」が中指上段。
これが鬼門の、ioの配置になっているわけだ。
これが混乱しまくる。
「集中力」「宗教」「上級」などの、
よゆの連発する熟語においてすっと打てない。
かなりの確率で間違う。
ずっと打ってりゃ治るかな、なんて甘く見積もっていたけど、
どうにも治らないので、
配列自体を変えてみた。
具体的には、「ゆ」を小指上段Pにもっていく。
実際僕は薬指で打っているので、
指自体はかわらないのだが、
これでほとんど間違うということがなくなった。
上段中指と、上段横ずらし薬指という、
明確な違いが出たからだと考えられる。
似ているものは間違いやすい。
ミラー現象もそうだし、
上段中指薬指、中段中指薬指もだ。
それを明確に変えると、間違わなくなる。
面白い現象だ。
ということで、いま実験中の、私家版3の、
配列図をあげておく。
(リクエストがあれば定義ファイルもあげます)
単打
ヴきてし← →削るすへ
ろほとかっ くあいうー
けひはこそ たなんられ
シフト
ヴねりめ< >さよえゆ
せみにまち わのもつや
けひを、ぬ お。むふれ
(削はBS、<>はシフト←→)
決定版とはやや離れ始めているので、
これがよいのだ、と断言できるまでは、
このまま正式版とはせずに慎重にテストしたい。
あんまり聞いたことのない現象だから、
僕だけなのか、それとも。
薙刀式を使ってみて、しょしゅを混同した、
などの人がいれば面白いのだが。
結局、僕の指は、
親指、人差指、中指と、その他、
という意識しかないのかもしれない。
それをなんとか適応させていくと、
こういうことに落しこむことになるのかも。
ありがとうございます。
この傾向は他の人にもあるのかもしれないですね…
(人間の腱の構造でもあるし)