現在使用中の私家版、一応配列図と定義ファイルを公開しておきます。
なんかこっちの方がいい気がする。
薙刀式v11.3.txt
薙刀式v11英数.txt
変更点は以下です。
決定版の反省点と、どう改良したか
〇よゆの混同をなくす
右手中指上段と薬指上段を混同しがちなので改良したくなった。
「集中力」「出張中」などのょゅが一語で頻発するような言葉で、
咄嗟に混同があり間違うので。
「ゆ」を薬指伸ばし上段(Pは薬指推奨)
にすることで、回避してみた。
交換した「え」が結果的に伝統位置に復活。
〇左薬指を楽に
助詞「は」の頻度が、薬指には負担が大きいと思った。
伝統位置の中指下段、 C位置へ戻る。
中指下段というあまり良くない位置と、
それでも強い中指であることを天秤にかけ、
薬指よりも強い指に「は」を任せることにした。
「き」を上段に移動、「てき」が伝統的なアルペジオに復活。
あおりを受け、「ほ」「け」が移動。
左薬指は約2%使用率が下がる。
〇右手中指下段の裏は何がベスト?
表が「ん」だから、かなり使うキーなのだが、
中指下段はそんなにいいキーではない。
なので、一番使わない「ぬ」にしてみた。
否定形で「ん」「ぬ」両方使うし。
「ね」「む」が玉突き移動。
「無理」が伝統的アルペジオに戻った。
多くは初期の頃に指の感覚で並べたものに戻った。
この状態から色んな理論的解析で移動して、
改良を続けたつもりだけど、
結局僕の指の限界を超えたものをつくっていただけだったのかもしれない。
ということで、僕の指はこの版で少し楽になって、
長い文章を書くことに寄与している。
また、手首をつけた状態では、
決定版では、とくに「左手がうねる」ような状態が続いていて、
それが左手腱鞘炎の遠因になっているような気がする。
この左手のうねりが、この版でだいぶ解消したように思う。
バビロンの記事で、その原因などを考察してみたが、
たとえば「びみょうな」を打つとき、
薙刀式では XSの同指縦連がある。
手首を浮かせている状態だと腕全体を動かして打つことになるけど、
手首を付けていると、だいぶ無理をしてねじれてうねることになる。
少なくなるように調整していくけれど、
これはゼロにはならない。
こういう無理が(縦連だけではないが)減ったように思う。
2019年12月01日
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