REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP 2019 特別放送
https://www.youtube.com/watch?v=_3siezLTpz0
を楽しみに見ていたのだが、
みなさんの運指表という垂涎コーナーで気づいたことがある。
こんな風にしか使えない、qwerty配列って変じゃないかってこと。
教科書で教えたことと実戦が違うのだとしたら、
僕は教科書が間違っていると思うんだよね。
ある程度は教科書と実戦がばらつくのは誰でも理解できるけど、
これはばらつきすぎやしないかと思ったのだ。
もっともこれは個性であり、
個人の工夫の成果だから、個人に文句をつけるつもりはない。
しかしこれだけの工夫をしないと使えない配列は、
やはり劣った配列だと僕は思う。
書道は、教科書で習うような姿勢を取って、
教科書で習う書き順で楷書を書くと、
綺麗に書ける。
それが洗練されたシステムだと思う。
qwertyローマ字は配列としての洗練が足りないから、
結果的に各個人が洗練させないと使えない配列で、
その洗練には10年単位かかるのだろう。
僕は、誰でもが教科書通りに使って、
最大に効果が出る道具がいい道具だと思っている。
薙刀式はそれを目指して作った。
武器というものは、その形が使い方を示しているべきだと思う。
qwertyの不合理に皆気付きつつあって、
そう思う人はもうPCを使っていない。
メールだってスマホで返すし、
なんならメールも今後使わなくなってゆくのではないか。
仕事の連絡がラインやグループラインで来る時代だし。
進化の袋小路にいる人たちが、
そのデッドエンドで戦い続けているような、
そんな錯覚を覚えた。
天キーで意欲的なキーボードをたくさん見たあとだと余計に。
ともあれ、
そんな運指で戦うバトルは、
カリカリにチューニングしたマシン同士の戦いのようなもので、
人生を費やしてきた何かを燃やす愉しみに満ちることは確実で、
それはそれで、
注目だ。
フリーエントリー部門(自作キーボード可能、自作配列可能、
ただし1アクション1モーラ以内に限る。当面はqwertyとJISカナ禁止)
をつくると、異形のバトルが見られて面白いのではないだろうか。
薙刀式で出るにはタイパーとしては僕は遅いけど。(タイプウェルSS)
あと、対戦画面が改善されていたのは良い対応。
去年たたき台作った甲斐があった。
(なんか俺がつくったやつに似てね?ってドキドキしたわ)
2019年11月30日
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