今日一日打ち下ろし法で打ってみた。
評価打鍵1万字程度。
結論からいうと、撫で打ちの方が疲れない。
(ただし慣れない打ち下ろしによる、余計な疲れの可能性はある)
打ち下ろしを、
指を立てて、指先で突き刺すように打つ方法、
撫で打ちを、
指を寝かせて、指の腹でこするように打つ方法、
と呼ぶことにする。
今までずっと撫で打ちだったので、
打ち下ろしに変えてみるとどうなるかやってみた。
まず、指先の負担が大きい。
押下圧15g(キーによって20、25)にしているので、
底打ちが多かった。
指全体の質量が大きいため、止めるためのブレーキが効きにくいと思われる。
(撫で打ちは指を止めない)
なるほど、これなら30g(以上)にした方が底打ちしないタイピングになるかも。
Gateron Inkが人気なのは、この打ち方に向いてるからかも。
慣れなかったのもあるかもしれないが、
指全体の筋肉が疲れた。
撫で打ちに比べて、ストップアンドゴーのエネルギーが必要だ。
その制御に指の筋肉をまず使うのだろう。
また、前腕全体の疲れが目立つ。
撫で打ちの時よりも、
僕の腱鞘炎気味の、尺側手根伸筋、橈側手根屈筋が、
わりと早目に痛む。
肘周りの筋の緊張が大きく、
一日の終わりの疲れはかなり溜まった感じ。
ひとつ拾い物だったのは、
苦手の左薬指は、
撫で打ちよりも打ち下ろしの方が疲れない、
ということがわかったこと。
下手に撫で打ちのような複雑な軌道を取らせるより、
鉛直方向のピストンだけやっとけ、
みたいなことだろうか。
手首の位置は撫で打ちよりも前に出る。
そうじゃないと指を立てられないので。
逆に撫で打ちするときは手を後ろに引くのだなあ。
実際、キーボードに手がかぶりつくようになるため、
普段よりキーボードを手前に引かないとバランスが取れなかった。
さて、
慣れてないから疲れたのか、
全体のエネルギー消費はやはり撫で打ちの方が少ないのか。
一日程度の実験であったが、
指や肘が痛くなったので、
とりあえず中止して静養かな。
また、キーキャップのプロファイルも、
打ち下ろしと撫で打ちで変えたほうが良かった。
おそらく、
まるで違う指遣いなのに、
「打鍵」という言葉で一括りにされてやしないか?
このことに気づけたので、しばらく色々試して研究することにしよう…
2019年12月05日
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