2019年12月13日

【薙刀式】AとSはどっちが楽なのか

僕はどうにも左薬指が苦手だ。
ホーム段であるところの、S位置すら疲れる気がする。
左小指中段、Aとどっちが好位置のキーなんだろ?


qwertyローマ字の最多キーA(12%)が、
左小指のAだというのには納得が全くいかない。

小指は弱い指なのは見た目にも分かるし、
酷使するなら人差し指中指親指の方がむいている。

だから薙刀式では、
両小指は3%しか使わないように頻度計算したし、
カタナ式では「不使用」と思い切った。

しかし薬指だ。

見た目は中指くらいでかくて丈夫そうに見えながら、
全然動かないしすぐに痛くなる。

ピアノでは左薬指は沈黙の指といわれ、
腱鞘炎になるのもこの指がトップだそうな。

で、僕が知りたいのは、
A>Sなのか、
S>Aなのかだ。
(好位置>良くない位置と、>で表すことにする)

左小指中段Aと、左薬指中段Sの、
どっちを好位置と考えるべきか?
ということだ。


これまでの配列頻度設計の常識では、
S>Aのような気がする。
単純に薬指>小指の不等式を信じているような気がする。

でも、どうも僕の指を見ていると、
A>Sのような気がするんだよね。


qwertyローマ字が無理だと思ったくらい、
Aが僕は嫌いだったが、
「qwertyローマ字で鍛えられているからAは苦ではない」
という人は多いかもしれない。

それと関係なく、生来的に、
僕はA>Sのような気がしている。


で、
今私家版で、
Aに「き」、Sに「ろ」(A>S)のバージョンと、
その逆のバージョンと、
両方試している。

左手の疲れや痛みからすると、
A>Sのような気がするんだよなあ。


先達を見ると、
飛鳥、新下駄、新JISはS>A、
親指シフトはA>S、
と考えている節があるようだ。


ちなみに僕の右手は、
薬指>小指のほうがしっくりくる。

この左右非対称がとても気になっている。


私家版は「おれの指用」なので、
大胆に、A>SかつL>;という考え方もありかもしれない。
posted by おおおかとしひこ at 14:08| Comment(2) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
DvorakJの開発者であるblechmusikさんもA>Sと言う考えで下駄配列を独自に調整されていたようです。

https://blechmusik.hatenablog.jp/entry/20090321/1237572590
Posted by tken at 2019年12月13日 21:20
tkenさんコメントありがとうございます。

ローマ字配列をやってた頃に読んでいたはずですが、
忘れていたことでした。
カナ配列を経験した上で読むと示唆に富んでますね。
(それでも僕は塗り下駄ではSになっている「は」を、
薬指から外したのでSを更に弱くしたんだけど)

またワグネの研究とされるものでは、
人差し指>中指>小指>薬指まではわかるとしても、
その下に親指というのが不思議でしたね。
スペースは最頻出と聞いたことがありますが。

親指最下段の打ち方に拘る僕としては、
物理や打ち方がどうだったかにも興味がありますね…
Posted by おおおかとしひこ at 2019年12月13日 23:02
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