僕はどうにも左薬指が苦手だ。
ホーム段であるところの、S位置すら疲れる気がする。
左小指中段、Aとどっちが好位置のキーなんだろ?
qwertyローマ字の最多キーA(12%)が、
左小指のAだというのには納得が全くいかない。
小指は弱い指なのは見た目にも分かるし、
酷使するなら人差し指中指親指の方がむいている。
だから薙刀式では、
両小指は3%しか使わないように頻度計算したし、
カタナ式では「不使用」と思い切った。
しかし薬指だ。
見た目は中指くらいでかくて丈夫そうに見えながら、
全然動かないしすぐに痛くなる。
ピアノでは左薬指は沈黙の指といわれ、
腱鞘炎になるのもこの指がトップだそうな。
で、僕が知りたいのは、
A>Sなのか、
S>Aなのかだ。
(好位置>良くない位置と、>で表すことにする)
左小指中段Aと、左薬指中段Sの、
どっちを好位置と考えるべきか?
ということだ。
これまでの配列頻度設計の常識では、
S>Aのような気がする。
単純に薬指>小指の不等式を信じているような気がする。
でも、どうも僕の指を見ていると、
A>Sのような気がするんだよね。
qwertyローマ字が無理だと思ったくらい、
Aが僕は嫌いだったが、
「qwertyローマ字で鍛えられているからAは苦ではない」
という人は多いかもしれない。
それと関係なく、生来的に、
僕はA>Sのような気がしている。
で、
今私家版で、
Aに「き」、Sに「ろ」(A>S)のバージョンと、
その逆のバージョンと、
両方試している。
左手の疲れや痛みからすると、
A>Sのような気がするんだよなあ。
先達を見ると、
飛鳥、新下駄、新JISはS>A、
親指シフトはA>S、
と考えている節があるようだ。
ちなみに僕の右手は、
薬指>小指のほうがしっくりくる。
この左右非対称がとても気になっている。
私家版は「おれの指用」なので、
大胆に、A>SかつL>;という考え方もありかもしれない。
https://blechmusik.hatenablog.jp/entry/20090321/1237572590
ローマ字配列をやってた頃に読んでいたはずですが、
忘れていたことでした。
カナ配列を経験した上で読むと示唆に富んでますね。
(それでも僕は塗り下駄ではSになっている「は」を、
薬指から外したのでSを更に弱くしたんだけど)
またワグネの研究とされるものでは、
人差し指>中指>小指>薬指まではわかるとしても、
その下に親指というのが不思議でしたね。
スペースは最頻出と聞いたことがありますが。
親指最下段の打ち方に拘る僕としては、
物理や打ち方がどうだったかにも興味がありますね…