極論だけど、アルファベット26文字+句読点と/キーの、
いわゆる文字部分30キーを、
2段やら1段に圧縮すると考えると、
単打/シフトの議論がより面白く考えられるかも。
たとえば文字部が10キーしかない10%キーボードだったら、
どういうシフト機構にして
(通常シフト、同時、前置後置、親指でかける、文字部でかける、
3キー同時を許容するかなど)、
どの文字を単打に残してどの文字をシフトに落とすか、
連続シフトの許容、
などをどうするかは、
とても興味深い思考実験だと思う。
実際自作キーボードでは、
20%や30%キーボードで、
QXVZや句読点をシフト側に回したキーマップも提案されている。
Nomu30、Gherkinなどは親指レスの30キーだから、
小指や人差し指下段がシフトキーになり得る。
Alpha26という26キーしかない自作キーボードも、
海外では提案されていた。
(コンセプチュアルだから実用は知らない)
TreadStone32は、30キー+親指2の構成だから、
レイヤーキーをどこに仕込むかが考えどころだ。
これはもはや新時代の配列なのかも知れないね。
ヌンチャク式は二段でローマ字を実装しようと試みたコンセプト配列だし、
phoenixかな配列は二段で左右同時で打つ行段系だし、
つばめ配列は一段で打つ二打鍵系の配列だ。
自作キーボードはいかようにでも対応出来るから、
誰かこういうのを物理ごと作ってくれないかなあ、
などと考えることもある。
実用に耐えうるのか、検証してみたい。
シフト機構とは、
つまりは物理キーが足りないものに、
圧縮して入れる方法論だ。
僕は小さいものが好きなので、
二段でカナが出来ないかなあと試行錯誤中だったりする。
(Ω型ホームポジションかつ左右分割想定なので、
双弓式と仮につけた)
理想は、monoruleみたいなシンプルな物理
(10キーが並んでいる一段キーボード)になるのが、
キーボードの未来の姿だと考える。
英語なら行けるんじゃね?無理かな。
2019年12月17日
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