MS-IMEは相当細かいところまでカスタマイズ出来るのだが、
それを知ってる人はほとんどいないと思う。
どこのマニュアルを見ればいいのかわからないし、
どう使っていいのかも分からない。非常に不親切な設計。
で、tkenさんのカスタマイズが興味深い。
https://t-ken.blogspot.com/2019/12/ms-ime.html?m=1
↓をスペースと同様にしよう、というのは大変面白い試み。
片手でも操作できるかもしれない。
その設定の仕方もあって勉強になった。
なんだ、新しいキーを追加できるんや。
しかしこれだけの膨大なコマンドが、
そもそもMS-IMEに用意されていることのほうが驚きだ。
全部使いこなしてる人は当然いないだろう。
じゃなんのための機能なのだろう?
もっとシンプルに、日本語入力を再設計するべき時ではないかな。
僕にはゴミの山に見える。
そこから宝を拾えればいいや、というのはデジタルの闇だと思う。
なので、このようなカスタマイズの公開は大変面白い。
BSの全戻しも面白いけど、
薙刀式ではDF+Pに入力キャンセル(ESC ESC ESC)が入っていて、
僕はそれを使っている。
再変換は薙刀式ではDF+I。
DF+K,がシフトカーソルで選択範囲移動なので、
「選択と同じ動線で再変換」の考え方はおなじ。
変換無変換をカスタマイズするのは、
キーカスタマイズの初期の頃大変お世話になるよね。
逆にいうと、
もう変換無変換と表記せずに、
「ユーザーキー」とかにすればいいんだ。
全角半角トグルはおかしな方法だし
(Capsが英数キーだってのも後付けすぎだし)、
Macの英数カナのやり方が一番直感的だよな。
(薙刀式では、FG同時で英数、HJ同時でカナという、
普段同時押ししない同時押しでIME切り替えを実現。
USキーボードでも使えます)
無変換を確定に使うのは面白いが、
どうも確定は右手にしたいのでこの手は使えない。
残念。
ついでにエンターやBSやシフトやコントロールも持ってくるべきで、
2Uスペース+6Uが最下段にあれば、
比較的使いやすいのでは?
(スペースをSandSにしてしまえば5Uでよくなる。
MS-IMEだけではSandSは非対応だが)
こういった便利なカスタマイズを紹介することで、
「キーは印字通りの位置になくてよいのだ」
「機能を重複せずに押しやすい位置に置けばよい」
という考え方に、
蒙を啓かせることができるわけで、
tkenさんは策士だな。
2019年12月22日
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