2019年12月24日

【薙刀式】Bの位置

左手人差し指伸ばし下段、Bの位置は、みんな嫌うようだ。
そうなのかな?


たしかに、qwertyローマ字を打っているときは、
遠いキーに感じる。
重心が上段になるから、二段下は遠い。

Fからならそんなに遠くない。
でもJからでも等距離なので、
僕はqwertyを打つときは右手人差し指でB。

人差し指の短い僕にとっては、
TYの方が全然遠い。
掌を動かさないと打てない。
そのために掌を動かしたあとは、Bを打つときは掌を戻さないといけない。
だから面倒で。


薙刀式ではTYは使わない。
だから人差し指の伸びる範囲だけで打てる。
だからか、Bをそんなに悪い位置だと思っていない。

ほかのカナ配列では、
飛鳥: ぶ、ぉ、*
新下駄: つ、ふぁ、ぬ、ちゃ、にゃ
親指シフト: へ、ぃ
新JIS: あ、ゃ
と、比較的マイナーなものを置いている。
ただしどれもTYを使う配列。

先行するこれらの配慮を薙刀式でも尊重して、
これまでv1からずっと、「そ、ぬ」を置いてきた。
しかし、
「Bって(TYを無視すれば)悪い位置ではないのでは?」
と思い直した。

で、開発以来はじめて、現在の私家版で
「そ、み」にしてみた。

今まで「み」の位置に困ってて、
「やってみて」などの、「てみて」が厄介だった。
「て」がE位置なので、
○E○が打ちやすい位置がいい。
しかし「み」の頻度は少なく、
マイナー位置に落ちがち。
薬指小指キーとEの組み合わせはどうしても気に入らない。
このへんの落とし所が見つからなかったが、
「ぬ」を動かせば?ということに気づき、
不動の「ぬ」が退くことになった。
人差し指中指なら、BEBは苦ではない。
(これまでAEA、SES、WEWなどを転々としていた)
「みる」という主体的な音を人差し指から流せるのも気にいった。

弾かれた「ぬ」はW裏へ。左手薬指の頻度を下げる。

Bはめちゃくちゃ好位置ではないけれど、
蛇蝎のように嫌う位置でもなくない?
って感じ。
今のところ快適。
薬指の頻度も下がり快適。


現在の薙刀式私家版:

ヴきてし← →削するへ
ほろとかっ くあいうー
けひはこそ たなんられ

ヴぬりめ< >さよえゆ
ねせにまち わのもつや
けひを、み お。むふれ

(削はBS、<>はシフト←→)

「道」が同指だけど人差し指なら苦にならないと踏んでいる。


左右対称の格子配列なら、BはNと等価だ。
伝統的に斜めに傾いている(ロウスタッガード)ならそこまでではない。
なので、N位置ほどヘビーなものは入れてないが、
過小評価はしていない、
という塩梅になった。

私家版はナンバリングするほどの出来ではないが、
実験してみたいことをやってみて、
良かったら採録する、みたいなことを少しずつやっている。
決定版v11より明らかによくなったら、12に昇格するかもだ。
posted by おおおかとしひこ at 01:59| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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