ホットスワップなので、
「スイッチをいろいろ試してみる」
「キーキャップを変えてみる」
という、自作キーボードの「上半分」の楽しみは、
半田付け不要のGK64で出来てしまうよ。
http://susunshun.hatenablog.com/entry/2019/12/26/170244
じゃあ下半分の楽しみとは。
物理配列が気にいるキーボードキット
(左右分割、左右対称、コラムスタッガード、格子配列)を買って使ったり、
LEDやったり、
ケースを工夫して自作したり、
最終手段は基盤をつくることだと思う。
実はキットを買うだけで、
基盤をつくる(そこが一番難しいと思う)以外のことは、
全部できるんだよね。
上半分のことをやりたければ、
キーキャップ自作という沼が待ってるし、
キーマップ、自作配列という沼が待っている。
打鍵感の追求をしたかったら、
スイッチやキーキャップに凝りまくり、
果ては「打ちやすいためのキーキャップ自作」
にハマってる僕のような人もいる。
何をやってもいいのが自作キーボードの面白いところで、
どれもそれなりに深いのがおもしろい。
Mint60を作れたら、
次は「左に傾いてないキーボードがいいのでは?」
と思うはず。笑
とにかく怖くないよ。
「文字を打つこと」が好きだったり、
現状にちょっとした不満があるなら、
自作キーボードに浅く入門するのも面白い。
「戻れないのでは」と不安になるだろう。
戻れない。
だってあなたの打鍵やあなたの言葉は、
あなたのオリジナルだから。
オリジナルのキーボードからしか、
あなたオリジナルの言葉は出てこないから。
あなたオリジナルの言葉を打つために、
キーボードをあなたに合わせていくのだ。
スーツのオーダーメイドと同じで、
マラソンシューズのオーダーメイドと同じだと思うといい。
テーラー職人や靴職人を自分でやるだけで、
スキルはスーツや靴ほど必要ない。
プラモ組めればできるレベル。
自分だけに合うキーボードがあったら、
hhkbやNiZは、昔乗ってた車くらいにしか見えないぜ。
国内だと分離、海外だと60%キーボードがメインで、普通のフルキーボードやテンキーレスをメインにしたものは案外少ないというか。もちろん、慣れてる人には60%やなんなら30%でも、必要な機能は割り当てしたらいいだけなんですけど、普通の人にいきなり今使ってるキーボードと全然違うもの使うには結構覚悟いる気もするんですよね。