2019年12月28日

【薙刀式】私家版.14

v11.14が意外と良かったので、さらしてみる。
長期的に問題なければ、これがv12になる可能性がある。

薙刀式v11.14配列図.jpg

薙刀式v11.14配列図変更点.jpg

まだこれが最終決定版になるかどうかは、
慎重に検討したいが、
今のところ非常に良い感触を得ている。
考えをまとめておく。


大きな変更点は、
「薬指の保護」という文脈にあると思われる。

決定版からの特に大きな変更は、

右手
・「ゆ」が薬指中段に
・「え」が薬指上段に
・「や」が薬指伸ばし上段(P)に
左手
・「は」が中指下段に
・「き」が薬指上段に
当たりだろうか。
他はそれに準じて玉突き的に変わったと考えればよいと思う。

ひとつひとつ見ていこう。


右手部

ゆの移動が一番大きい。
決定版の欠点のひとつ、「よ」「ゆ」の混同を、
どう解消するか、色々やってみた結果がこれ。
しゅう、きゅうなどの拗音が異常に打ちやすくなった。
「集中力」とかなんてこっちの認識がおいつかないくらい。

う裏から濁音になるカナ「つ」を移動させたので、
念願の「ヴ」がう+濁音になった。
これにより、ヴァヴィヴェヴォは全てう+濁音と何かの同時押しに変更。
(ヴュは廃止せざるを得ない)
旧ヴの位置、Qは小書きキーを新設。
小書きは全てこのキーとの同時押しに改めた。
これでぁゃゃも楽勝に打てるぜ。

うゆと小書きになる音がだぶるため、
ゆはシフト小書きという定義にしている。

この玉突きで、ツァ行はシフト不要となった。
ドイツ民は喜びたまえ。

えを元祖の位置、す裏にもどした。
やはPの裏へ。このへんの移動の根拠はそんなに大きくなく、玉突き的な感じ。
そもそもIOの混同が激しかったので、
それを避ける意味が大きい。


左手部

左手薬指を4%にすることが使命。
文章の要になる「は」は中指に任せることにした。
「き」の行き場所は小指も検討したが、
さすがに左小指の負担が大きくなりすぎて、
「てき」をアルペジオで打てるW位置へ。

左薬指の負担を減らすため、
あとはマイナーな「ひ」「ほ」を置く。
これで4%を切ることになった。
この負担を、左小指が担う。
といっても、2%から3%に上昇する程度だが。

あとは基本玉突きだと考えていただきたい。
調整した考え方は大体こんな感じで、
長文を長期的に打つテストを暫くやってみたいと考えている。
小指が疲れるのではないか、と予感しているが、
それはやってみないと分からない、というレベルだと思われる。

ということで、興味ある人は、
使ってみてください。
ファイルは以下に置いておきます。

薙刀式v11.14.txt

しばらく慣れてきて、問題なければ、
次へバージョンアップしようかなと考えており。
「決定版」を名乗ってしまったので、
「最終版」とでも名付けるか。
(飛鳥の最終版詐欺を見ると、自分はやるまい、
などと思っていたが、
根本的に違う配置が思いつくと、
バージョンアップはしたくなるものだよね……)
posted by おおおかとしひこ at 19:57| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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