v11.14が意外と良かったので、さらしてみる。
長期的に問題なければ、これがv12になる可能性がある。
まだこれが最終決定版になるかどうかは、
慎重に検討したいが、
今のところ非常に良い感触を得ている。
考えをまとめておく。
大きな変更点は、
「薬指の保護」という文脈にあると思われる。
決定版からの特に大きな変更は、
右手
・「ゆ」が薬指中段に
・「え」が薬指上段に
・「や」が薬指伸ばし上段(P)に
左手
・「は」が中指下段に
・「き」が薬指上段に
当たりだろうか。
他はそれに準じて玉突き的に変わったと考えればよいと思う。
ひとつひとつ見ていこう。
右手部
ゆの移動が一番大きい。
決定版の欠点のひとつ、「よ」「ゆ」の混同を、
どう解消するか、色々やってみた結果がこれ。
しゅう、きゅうなどの拗音が異常に打ちやすくなった。
「集中力」とかなんてこっちの認識がおいつかないくらい。
う裏から濁音になるカナ「つ」を移動させたので、
念願の「ヴ」がう+濁音になった。
これにより、ヴァヴィヴェヴォは全てう+濁音と何かの同時押しに変更。
(ヴュは廃止せざるを得ない)
旧ヴの位置、Qは小書きキーを新設。
小書きは全てこのキーとの同時押しに改めた。
これでぁゃゃも楽勝に打てるぜ。
うゆと小書きになる音がだぶるため、
ゆはシフト小書きという定義にしている。
この玉突きで、ツァ行はシフト不要となった。
ドイツ民は喜びたまえ。
えを元祖の位置、す裏にもどした。
やはPの裏へ。このへんの移動の根拠はそんなに大きくなく、玉突き的な感じ。
そもそもIOの混同が激しかったので、
それを避ける意味が大きい。
左手部
左手薬指を4%にすることが使命。
文章の要になる「は」は中指に任せることにした。
「き」の行き場所は小指も検討したが、
さすがに左小指の負担が大きくなりすぎて、
「てき」をアルペジオで打てるW位置へ。
左薬指の負担を減らすため、
あとはマイナーな「ひ」「ほ」を置く。
これで4%を切ることになった。
この負担を、左小指が担う。
といっても、2%から3%に上昇する程度だが。
あとは基本玉突きだと考えていただきたい。
調整した考え方は大体こんな感じで、
長文を長期的に打つテストを暫くやってみたいと考えている。
小指が疲れるのではないか、と予感しているが、
それはやってみないと分からない、というレベルだと思われる。
ということで、興味ある人は、
使ってみてください。
ファイルは以下に置いておきます。
薙刀式v11.14.txt
しばらく慣れてきて、問題なければ、
次へバージョンアップしようかなと考えており。
「決定版」を名乗ってしまったので、
「最終版」とでも名付けるか。
(飛鳥の最終版詐欺を見ると、自分はやるまい、
などと思っていたが、
根本的に違う配置が思いつくと、
バージョンアップはしたくなるものだよね……)
2019年12月28日
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