2020年01月05日

今年の正月CMもひどいな

「大物が、企業の言いたいことをカメラに向かっていう」か、
「踊って歌う」か、
「有名人やキャラが持ちネタをやる」か、
「色んな場所で辛いことにあっているが、頑張ろう」
ばかりだった。


どうしてこうしたものしかなくなってしまったのか。
企業が「他で成功した事例をまねよう」
ばかりだからだと思う。
企業といっても人の集合体だから、
「他で成功した事例を真似すれば安心だ」
という人の意見が多かったということだ。

それはテレビにおいては逆効果だということは、
分っていない。
「そんなものはどこででも見る、
平凡なもの」という視点が何故ないのか、
まったくわからない。

「こんなものはどこででも見るものじゃないか、
飽きたわ。もっと見たことのないものを持ってこい」
とプランナーを叱る企業はいないのか。

今年、正月でテレビを見た人は、
どこも同じことばかりやっていて、
新規性がないということに気付いてないのか?

どこも同じだから、我が企業もそこに埋もれて、
安心なのか?

テレビは突出することで目立つメディアだ。
突出した企業が、もうないということだろう。
横並びの日本は、横並びのまま落ちていくのか。
世界を変えていこうとする企業はいないのか。
テレビじゃなくてもいい。
ネットで媒体予算を内容に回しても構わない。

折角30秒や長い時間をかけて、
オリジナルなエンターテイメントをしようという企業はいないのか。

TMGの、トラックがシンクロ的なダンスをしてるやつくらいか。
まともに見れたのは。
しかし知らない企業だから、まず社名を変えてはどうだろう。
テレビに出たい企業は、
もっと覚えてもらうことから考えてはどうか。
もっと好かれることから考えてはどうか。
何を観客に与えるのか、考えたことがあるのだろうか。

私たちは、
あなたたち企業のことなんかどうでもいい。
あなたたちの主張なんかどうでもいい。
あなたたち企業が、私たちにどんなエンターテイメントを与えてくれたかしか、
そしてそのエンターテイメントが、
どういう意味があったのかしか、
記憶に残らない。

そして、今年の正月は、
何か面白い手土産を持たされたというよりは、
いらないものを沢山押し付けられた記憶しかない。
全部ドブに捨てる。あなたたちの名前と、不快感を記憶に刻んで。


そうだな。逆ボジョレーヌーボーだな。
今年の正月CMは、
「ひどいと言われた前年を、
さらに下回った出来の、平凡さの2020」
とでも評するか。
posted by おおおかとしひこ at 20:56| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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