We are superhumanについて、
もうひとつ解説を。
対比というテクニックがある。
カットバックによる対比がよく使われる。
このフィルムにおいて、
I canを強調する為に、
対比を使う手だってある。
You can't. I can!
You can't. I can!
You can't. I can!
と、さまざまなシチュエーションを対比させていく手だってある。
下手ならそうする。
下手ならほぼ全編そうしちゃうのではないか。
二画面で比較したりしてね。
ビフォーアフターみたいに。
この作り手が上手いのは、
You can't. I can!
を「一回しか対比しない」ことだ。
なぜそうしたか?
「その一回を強烈に見せることで、
その他全部もそうだと、
人は想像できるから」だ。
彼らは笑顔で沢山のパフォーマンスを見せてくれるが、
彼らが全員You can't. と言われていないわけがない。
全員そう言われながら、
ここまで来たのだということを、
たった一例出すだけで、
私たちは想像することが出来る。
それを利用しているわけだ。
みんなの笑顔を一堂に会して見せることだけが、
みんなの幸せを描くことじゃない。
人間には想像力がある。
下手くそはそれを利用せずに拙劣な表現をし、
それによって無駄なコストを使い果たし、
上手な人は一例だけを使う。
そうして、生き金を使うのだ。
2020年01月06日
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