2020年01月08日

【薙刀式】最適化をやってみた

めんめんつさんの言っていた、
「DE、BTの同指は中指人差し指で最適化」
というのをやってみた。


ロウスタッガードなら出来ないわけではないが、
格子配列だと無理だなあ。

なるほど、ロウスタッガードはこうして使うのか、
と理解する。
「現状のものを最適に使うための工夫」なのだな。
僕は「根本的に現状を変えればいいじゃない」
とついつい思ってしまう。

ロウスタッガードには別れを告げたので、
余程でない限り戻らない。
(あ、でも、16ピッチのロウスタッガードパンタグラフ、
バッファローのBSKBB500は、
かなり便利なのでよく持ち歩く。
緊急用で、長文を書くにはしんどいが)

あと僕の短い指では、
手首を浮かさないとこの最適化が難しく、
速度効率に対してエネルギー効率が悪くなるみたいだ。
薙刀式ではこの運指は、
「とて」「こし」に当てているが、
その頻度に対して充てるエネルギーではないと思いました。まる


「今日も今日とて」「とてつもないなにか」
「堤防の土手には」「走れと伝令が」「都電荒川線」
「ファインダー越しに」「腰が座る」
「のどごし豊か」「しこしこ」「腰と手の位置」
などを打ち比べてみる。

僕は現在これくらいの長さを一息に打つので、
脳内打鍵組み立てに混乱が起こる。
全てのDEやBTを最適化するわけではなく、
おそらく前後の関係で良さげな運指があるはずで、
ある言葉はこれ、ある言葉はこれ、などの選択を、
無意識に出来るようになるまで訓練することを考えると、
その手間をかけるなら漢直やるかも。笑


タイパーの人たちはほんのミリ秒を削るために、
こういうことを日々考えてるのか。
面白いなあ。
posted by おおおかとしひこ at 12:16| Comment(6) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
実際に試していただきありがとうございます。立場や目的の違いを超えて手を動かしてくれる方がいるおかげて相互理解が深まるのだなあと思いました。
Posted by めんめんつ at 2020年01月08日 12:37
>めんめんつさん

いろは坂でも出来るのだろうか、と思い配列図を眺めてたのですが、
「ついに」「うれ」「うん」あたりは似たような原理が働くので、
最適化されてるんでしょうか。
「うん、ついに売れたぞ!」とかはそうやって打つのかしら。

ちなみに薙刀式だとマイナー音は薬指小指に集中してるので、
それがらみの連接をするときは最適化することがあります。
P;は薬指で縦連(最新の私家版では連続シフトで「やつ」)、
N.の同時押し(フォ)は掌動かして人差し指小指とか。
マイナーさと無茶さが比例してる感じですかね…
Posted by おおおかとしひこ at 2020年01月08日 12:56
大体その通りです。「ん」は中指で取る事が多いです。「れ」は初めから中指を標準ということにしてます。私はその時に押したいキーの一番近くにある指で打つという事を基本としてます。
ただしその文だと「ついにう」で「にう」が人人になるのが嫌なので「に」は標準で打つ気がします。この辺はその時の速度と先読みの度合いで変わります。。

薙刀式でも最適化実践されてたんですね。
.小指は穴場だと最近気づきましたが、実践されてる方は初めて見ました。



Posted by めんめんつ at 2020年01月08日 20:48
>めんめんつさん

なるほどね。だとすると空間の把握の仕方がまるで違うような気がします。
僕の場合、言葉が自分から出て行き、指を通り、
キーに突っ込んでいくイメージなので、
「違うところを違う指で突く」のに違和感があります。
その最適化をやろうと思ったら、
「言葉がキーボードから出てきて、
次に押すキーが光り、それを近い指で触る」
みたいなイメージが必要な気がします。
言葉の出所が、指からキーと、キーから指、
みたいな逆の流れになりそう。
そういえば「7で取る」みたいな言い方もするし、
キーは取りに行くものなのかもなあ。

僕は出しに行くイメージでしたね。(トイレ?)


薙刀式の最適化は、
鈍い指を設計通りに動かせないときの緊急避難ですね。
薬指小指は、人差し指中指のように動かないので…
qwertyローマ字なら、「o.」「i.」の.を小指で取るのはあり得そう。
Posted by おおおかとしひこ at 2020年01月08日 22:11
なるほどさすがです。。ほぼ仰るとおりかと。
私の場合、まず言葉がキーボード上を一筆書きするので、それを指先で追ってくイメージがあります。順次打鍵配列なので一筆書きできるのだと思います。

かなり大岡さんとは違うようで面白いです。指を通る。。まさに手書きだとそうなのでしょうね。
私は実は手書きが大の苦手なので、キーボード以前に言葉の捉え方が異なるようですね(私は国語苦手なので言葉を絵的な捉え方をするのかもです)

大変興味深い事をご指摘くださりありがとうございます。


Posted by めんめんつ at 2020年01月08日 23:32
>めんめんつさん

以前パソ活さんが「指が喋るのではなく、キーボードの方が発音するような感じ」と仰っていて、
いずれ自分もそうなるのかな、
などと思ってたら、やはり「異なる感覚」のようですね。

僕はコピータイピングが苦手で、
おそらく「見た言葉を一回自分に通して、指から出す」の分遅いんだと思います。
逆にタイパーはワードを見たらキーボードが光って、
自分の中に言葉を通すことなく打てるから速いのではないか、
などと想像すると。
どなたか忘れたけど「意味を考えないのがコツ」と言ってて、
これで話が繋がりそうです。

言葉の捉え方は人によって随分違うらしく、
絵のタイプの人もいるし、音のタイプの人もいれば、
僕のように「概念」の人もいるようです。
絵を描くタイプだと単打でばらけてた方が楽かもなあ。
シフトで重なってると絵がごちゃごちゃになりそうだな…
Posted by おおおかとしひこ at 2020年01月09日 00:08
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