はどうやったら身につくのか?
自分の中にもう一人の観客を育てろ、
という方法論は、
僕の場合有効ではなかった。
その観客ごと夢中になってしまって、
客観性を失ったり、
その観客が批判を始めて、
自由な発想がしぼんでしまうことはよくあった。
いまもある。
僕の場合は、
「自分でない他の誰かがやっている」
として、
自分は観客に回る方法が有効だった。
音痴はそれで治ったような気がする。
判断して指示を出す側に自分がいる。
まっすぐ歩いているかどうかチェックする自分がいて、
誰かに指示を出す感覚のほうが、
僕はうまくいくようだ。
これはスポーツやパフォーマンス全てに有効なのだろうか?
舞台俳優は観客側に意識を飛ばし、
そこから見た指示を自分にするなどという。
格闘技でも、組んでいる二人を上から見てた、
なんていうこともよくあるよね。
離人症みたいな現象だろうか。
近視眼で見ているから、
自分がまっすぐ走ってるかどうか分からない。
あなたは走る足の側ではなく、
後ろから「もっと左!そこ!」と言う側になってみてはどうだろう。
本当に他人に金払ってやるなら、
ただの下請けいじめだけど。笑
2020年01月09日
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