2020年01月19日

表現は線を引く行為だ

ここからここまではこう。
その向こうはこうではないところ。

何を表現しても、線を引いてしまう。
具体だからね。
線を引かない表現などない。

問題は、その線を引く行為に自覚的で、責任を持つかどうかだ。
ごめんなさい、このような意図で線を引きましたと主張できないなら、
表現などしないことだ。

誰も傷つけない表現はない。
人が生きれば周りは狩られる。前に進めば押しのけられるものが出る。
狩られたもの、押しのけられたものに、責任を負うだけのことである。
posted by おおおかとしひこ at 23:41| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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