2020年01月20日

うまいこと言うコツ

以前にも書いたが、冒頭とオチが関係してると良い。
(必ずしも必要ではないが、これがあると、
オチがついたと思う)


その端的な例を仕入れたので。

>松本人志さんが『ゲーム規制条例』に異論、
>「ゼルダの伝説とか1時間ぐらいでは伝説になれへんからね」

「伝説になれへん」がオチで、
ゲーム規制条例が冒頭。
ゼルダの伝説が伏線。

つまり、
オチとは、
冒頭から続いたこれらのことを、
一撃で上手く纏めることを言う。

そのための仕込みが冒頭から始まっているのが、
オチの効きに影響するわけだ。

しかも、冒頭は仕込んでますよとバレずに、
興味を惹かなければならない。
冒頭が難しいとされるのは、
この二つの役割を同時にこなさなければならないからである。

自分の思いつきをダラダラ書くのは、
正しい冒頭ではない、ということだけは覚えておくと良い。
posted by おおおかとしひこ at 13:32| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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