2020年01月31日

【薙刀式】キーに触れる指の角度が異なる

手首は自然に構えた時、やや外旋している。
つまり完全水平になっていない。
真っ直ぐ手を出して手の平を下に向けたようには、
指は構えていない。


これはつまり、
指は手にY方向に斜めに当たっているということだ。

僕の構え方でいうと、ホーム段に構えた時、
人差し指が30度くらい外に傾き、
小指が45度かそれ以上傾いて接している。
中指と薬指はその間の角度。

これは、前から見ないと自覚できない。
僕はタブレットを前に置いたときに、
画面が立ち上がってない黒い画面の反射で、
自分の構えを前から見て初めて気づいたことだ。


普通の平面のキーボードでは、
キートップは縦にシリンドリカル(円筒形)に抉れている、
これは指の形がこうで、
等しくどの指も真っ直ぐ当たる(だろう)、
ということを前提にしたものだと思う。

実態はそうではない、ということに僕は最近気づいた。

腕を真っ直ぐ前に出し、手の平を下に向け、
指を真っ直ぐ伸ばせば、そのようなキートップの形でもいいと思う。
しかし肘を曲げ、手首ないし前腕を机かヘリに付け、
手首をやや起こして指を丸めて、
キーボードの前に構えると、
手首は外旋して、
指は等角度でキーに当たらなくなる。

直角直角のような世界ではないらしい。


左右分割キーボードでは、
これに合わせたテンティング(真ん中を上げること)
をすることがある。
最初それがいいと思ってたけど、
親指キーも上に上がってしまうので、
僕は現在左右方向は水平のまま使っている。

前後方向、つまりチルトは、奥2mm上げくらいで、
微妙に親指を押しやすくしている。


人差し指、中指、薬指、小指は、
全部同じ角度でキーに触れていない。

1. 等角度に触れるような3Dキーボードを作る
2. 異なる角度前提で運指を練る

どちらが正解だろう。
1. の為には、球っぽいキーボードがいいのかな。
横方向は凸だが、縦方向は凹な感じが、
ベストかもしれない。
それを作ってみたが、2. の平面で十分だよ、
人間の適応力の範囲さ、
となるかも知れない。

3Dキーボードでそのタイプはまだないので、
作る人と話すか、自分で作るしかないようだ。
キーキャップが逆台形をしてないと、1.を普通に作るとキー間が空きそうだなあ。
(タイプライター時代、
試行錯誤の一環として半球型のタイプライターがあるんだよね。
ハンセンのライティングボールでググってどうぞ)


この角度の差には、個人差があるのかも知れない。
これまた運指が人によって変わってくるのだろう。
posted by おおおかとしひこ at 13:57| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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