2020年02月01日

演奏が正しくても感情の湧かない例

勿論楽譜通りに弾かないと、曲がそもそも成立しないのだが、
楽譜通りに弾いたって、我々の感情が揺さぶられるわけではない。

たとえば、
「文法はあっているが、意味の通じない文」
をAIは作ることができる。


>犬の散歩中にあるべきだ。10本や20本じゃないという情報を元にエゴサーチのノイズをかたっぱしからミュートしたら、正当な検索結果も激減した痕跡もないのに、すでに自作キーボード沼の人が多いのが面倒という点はこの際棚上げしようとしたら、OHPって何って言われた。

文法は合っている。
意味は通じない。

これは自作キーボードで検索するとたまに引っかかる、
文章自動生成botのようである。
気が狂わない覚悟があるなら、この深淵を覗いてみると面白い。
https://mobile.twitter.com/bot9410


これだったら、文法や言葉はちょいちょい間違うけど、
なにかを言おうとしてる僕の文章の方が、
よっぽどましというものだ。


あなたは文法を守りたいのか?
感情を与えて揺さぶりたいのか?

後者ならば、その計算はどのようなものか?


つまり時間軸を持つ芸術は、
「観客の感情の時間的変化」こそが、
アウトプットなのである。
posted by おおおかとしひこ at 16:03| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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