2020年02月22日

【配列】配列の変え方

配列に興味を持った人、親指シフトをちょっと触ってみたい人は、
最初になにをどうすればいいかわからないかと思われます。

Macの人はWinを買うか
(おすすめはSurface。キーボードを別に買えるので)、
Macで配列変えてる人を探してください。
Winの人は、DvorakJ (バイナリ実行版)をダウンロードしてください。

以上。


あとはマニュアルに従えばOKです。
薙刀式に関しては薙刀式のマニュアルに従えば、
小一時間でセッティングできると思います。

その他の配列に関しては、沢山同梱されているので、
適宜選択すれば使えます。

親指シフト、新下駄、新JIS、月などがあります。
(飛鳥は入ってなかった)
ちょっと探しにくいので、
色んなファイルを開けて探すか、
配列名でフォルダ内検索かけると見つかります。


DvorakJは、配列.txtを読み込んで、
キー入力を拾ったら配列定義通りの文字を出力する、
常駐ソフトと考えるとわかりやすいでしょう。

規定配列は読み込むだけでOKだし、
その.txtファイルを書き換えれば好きなように改造できるわけです。
また、全然異なる原理の配列を作ることにも対応していて、
薙刀式はそうやってつくりました。

あとDvorakJが優秀なのは、
USBメモリに放り込んで、
本体に入れなくてもUSBメモリから起動できること。
(Winのみ)
これで会社のWinも○○配列さ!
(うちの会社はMacなので使えない…)


このように、
「あるキー入力を受け取って、決められた文字を返す」
を、デフォルト以外に変更するソフトを、
エミュレータと呼びます。

エミュレータには、
やまぶきR、のどかなどがあります。
プログラミング前提では、AutoHotKeyがあります。
Macだと、
Karabiner-Elementsと、Lacailleがあります。
(Lacailleは親指シフト系列専用。飛鳥や蜂蜜小梅はいけたと思う)

また、
USBケーブル経由でエミュレータ部分をアダプタにした、
かえうち2があります。
OSを問わずいけるのでお勧め。ちょっと高いけど。
(薙刀式は3キー同時押しが必要なので、
かえうちでは想定通りには使えない)

あとは自作キーボード内に配列をプログラミングしてしまう、
というファームウェアの考え方があり、
親指シフトや薙刀式、新下駄がeswaiさんによって実装されています。
c++がわかる人は、プログラミングしてしまいましょう。

また、
Google日本語入力のローマ字テーブル、
MS-IMEのローマ字テーブルだけで実装できる配列もあります。
月系列、蛇配列がそれです。
(DvorakJでも実装できます)


で、色々考えると、
今のところDvorakJが一番手軽なので、
僕のお勧めになります。

色々足りないところもありますが、
ただ使うだけならかなりのハイスペックで、
色んなキーを変更してくれます。

俺の最強のキーボードへの第一歩で、
人によっては即エンドゲームの可能性があります。

OS側を乗っ取っているので、
物理キーボードと関係なく入力がぜんぶ○○配列になるのが、
僕はいいと思います。



配列に興味があっても、
どうしたらいいかわからない勢はいつも一定いると思い、
こうした記事は定期的にアップデートしています。

とりあえずDvorakJや!
作者がわかりやすいHP作ってるから、そこでざっと理解や。
posted by おおおかとしひこ at 12:56| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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