ちょっと調べてみた。
フィンランド語の、膠着語性について日本語と比較した記事があった。
https://linnameigetz.com/finnish-japanese
なるほど、格変化がずいぶんあるっぽくて、
それを膠着語とするか、格変化とするかの、
意見が分かれそうだな。
語順は自由になるっぽいが、
広義の膠着語(なにかが貼り付いて文をつくる)ではあるものの、
僕のいうところの、
AxByCzみたいに貼りつけながら文を考えていく、
というところまでは出来なさそう。
狭義の膠着語、と日本語と韓国語を表現すればよいのかしら。
いや、韓国語もよく知らんので、
下手に知らない学術用語を使うのは危険だな。
僕がよく知る言語は、せいぜい標準語、大阪弁、京都弁、英語と、
4言語程度だしな。
単純に言いたいのは日本語の可塑性で、
それを繋げるxyzを、薙刀式はよく考えている、
というのが論旨だしねえ。
第一、言語を、
膠着語、屈折語、孤立語の三つにわけるというのも、
ずいぶん乱暴な話だなあ。
もっと分類が細かいかと思ったら、
見た目だけで決めてるとは思わなかった。
読む人の意見で、書く人の分類じゃないんだねえ。
「赤い頭の魚をくわえた猫」(赤いが何にかかるか不定)
「象は鼻が長い」(西洋言語でいうところの主語は不定)
の例もあるし、文法的なことと内容はまた異なる。
日本語というのはまことに特殊な言語なことよ。
2020年02月23日
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