というのを発明した。
バビロンを用いて、腹回りに手をつけたまま打つ方法。
写真の通りである。
人の腕は、体幹から離れるほどトルクがかかる。
最も腕の力を使わなくていいのは、
体幹につけることである。
これは拳法その他武術の基本的な教えで、
少林寺拳法では、帯をつかんだまま関節技をかける練習をしたりする。
下手に体幹から離れると「腕の力だけで」技をかけなければいけない。
半径×腕の力のテコ分が必要で、
腕の力だけになってしまい、半径が遠いほど腕の力がいる。
これを0にすると、体幹の力が使える、
という原理が、拳法での力の出し方の秘密だ。
これをヒントに、
腕を体幹につけたらどうなる?
と試したら、すこぶる疲れない打鍵法になった。
半径0なのが効いているのだろう。
僕はタイピングしすぎて腱鞘炎になり、
今でも打ちすぎると色々痛くなる。
だから、なるべく力を使わずに打ちたい。
一日あたりの文字数を増やしたいが、
労力は減らしたいわけだ。
速度は700字(変換後)/10分もあれば十分で、
これで連続1万字打ったが、
ほとんど疲れが残らなかったので、
これは革命的だぞ、と考えている。
やり方はこうだ。
丹田(体幹の重心、へそ下三寸)の近くに、
両手をつける。ただそれだけ。
離さない。ただそれだけ。
我々は中年である。
大体腹が出ている。
その腹の上に腕を乗せる意識で。
腹パームレスト、腹アームレストだ。
親指第二関節〜手首のあたりが腹についたままになる。
肘は適宜リラックス。
この高さにキープする為に、
キーボード空中庭園バビロンが必要である。
自宅机にキーボードスライダーをつけている人は、
試せるかも知れない。
腹の出方にもよるけど。
せっかく左右分割仕様にしたのだが、
ほとんど左右をくっつける。
しかしハノ字に(腹の丸みに合わせ)、
テントにした方が打ちやすいので、
やはり左右分割スタイルがお勧めだ。
手首の親指側がずっと体幹に貼り付いてるので、
5分も打てばあったかくなってくる。
その状態でひたすら書く。
夏場は汗かくかも。
モニタは近くにしないとしんどいかな。
僕はタブレットを縦置き(スタンドで)して、
視線を上げている。
これに比べたら、
机上打鍵は倍くらい疲れると思う。
つまり体感で、
半分の労力になっている感覚。
膝上に高いもの(ジャンプ何冊か)を載せて試すか、
机から何かを下げて試すと、わかるかも。
気に入ったら、バビロンの購入を勧める。
(高いし自キの小さめしか乗らないけど)
丹田打鍵法。
寝っ転がって腹の上にキーボードを乗せる、
ラッコスタイルというのがあるが、
それを座った姿勢に応用した感じ。
久しぶりに打鍵革命キターってなった。
一日一万字書くような人は、おためしあれ。
2020年03月02日
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