2020年03月03日

【薙刀式】「みゃ」と「りゃ」は「脈」「略」しかないのでは?

拗音について考えていたら、こんなことに気づいた。
勿論擬音語擬態語は抜きで。


「にゃ」も「若」しかないか。
「老若男女」専用と言ってよい?
(仏教用語にはもう少しあるかも)

例外を考えても、

ミャア、するみゃあ(名古屋弁)、
してりゃあせん(方言)、どりゃあ、リャンゾ(麻雀用語)、
リャンメンテープ(口語。麻雀の「両面リャンメン」から)、
延暦(年号。暦をりゃく読みするのはこれくらい?)、
エビフリャー(名古屋弁)、
にゃー、にゃんにゃん(死語)

くらいしかぱっと出てこない。


漢字には漢音唐音呉音の読み方が混在していて、
伝来の時期によって重なり合っている。
そのうち、「ゃく」は呉音という古い音に属する。

調べてみると、「ゃう」表記では、
「みゃう」(灯明など)、「りゃう」「にゃう」
などがあるようだが、
これらは現代仮名遣いでは「ょう」に統一されている。


外来語でもパッと出ないから、
英語系にはこの発音はなさそうだ。


「ゃ」について考えていたら気づいたこと。

薙刀式v12では、
よりによって「く」の裏を「や」にしてしまったので、
同鍵連打になってしまった。
頻度を考えればやむなしか。


「しゃ」「じゃ」「きゃ」「ぎゃ」「ちゃ」
に関してはもっと全然バリエーションがある。
濁音にならないカナの「ゃ」は、
「ゃく」連接以外は捨ててかかればよかったかも知れない。

こういうことを、設計以前に知りたかった…
指というのは頻度の判断を勝手にするものだが…
posted by おおおかとしひこ at 15:24| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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