2020年03月07日

まるで映画みたいな、劇的な瞬間を500書け2

ネタバレで続く。


これは、「酔っている」を探すメソッドでもある。

客観性が大事だというけれど、
自分が何に酔ってるのか、
今自分が酔ってるのかを、
自覚することは大変難しい。

酒の話をすれば、
自分はビール何杯で酔うとか、
日本酒は一合でダメだとか、
そういったことは吐いたり失敗することで、
学んでいくわけだ。
ちゃんぽんはダメだとか、
意外と紫蘇焼酎は酔わないとか。

酒ならば失敗はその夜や次の朝で、
客観性を持てる。
しかし書いたものは、数ヶ月、
下手したら数年かかるかも知れないのだ。

だから先に酔ってみようぜ。

こういうのを書くために生きてきたんだーっ!
って言うのを、たくさんたくさん書いておく。
500個といったのは、
もう最後の一滴まで絞り取るくらいの勢いだろう。

先にやりたいことをぜんぶしてしまうのである。


そうして、酔いを覚ます。

これは強い酒だなと自覚する。


あなたは酔ってはいけない。
酔わせるのである。

シラフで酔わせる、悪い男にならなければならない。

オシャレなバーでそれが出来たら今夜の美女はあなたのものだし、
映画館でそれが出来たら、生涯の喝采となるだろう。


その為には、
何が自分を酔わせるのか、500杯のカクテルを飲んでみることだ。
そして、
1杯も飲まずに、
新しいレシピをつくりなさい。
posted by おおおかとしひこ at 16:07| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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