2020年03月07日

日本映画の限界(「湯を沸かすほどの熱い愛」評)

悪くないんだよ。
ロケーションも芝居もいいし、
とくに宮沢りえは絶品だ。

でも、
頑張ってここまでなんだな、日本映画って、
っていう、頭打ちをとても感じた。

小さくまとまってんじゃねえよ、
っていうのは若者にかける言葉だが、
日本映画にかける言葉だろうか。

僕が映画監督を目指したのは、映画がとても好きだからで、
しかし日本映画はやっぱり嫌いだな。
小さくまとまってるわ。

映画の可能性は、昨年「エンドゲーム」が一つの到達点を見せた。
僕はそっちが好きだ。
若さ全盛期の宮沢りえならば、白鳥のジュンをやれただろうなあ。
posted by おおおかとしひこ at 16:17| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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