2020年03月13日

ドイツ政府の声明に賛同する

「文化とは いい時だけに許される贅沢なものではない。私たちは今それらが中止になることでどれだけ それが私たちにとって大切で私たちに足りないかを感じている。この非常時において、特に小さい企画であったりまたフリーランスの芸術家達を強く支援をしていく必要がある。カルチャー、クリエーション、メディアにおける(今の)状況を私たちは見捨てたりしません」
(2020年3月11日 ドイツ政府より)

「不要不急の外出は避けるべき」
(暗にライブなどを不要と断じている)と言う政府に比べて、
なんと清々しいことか。

命は大事だが、
人はパンのみに生きるにあらず。
芸術全体は死なないかもしれないが、
個々の才能たちは廃業で死んだも同然になる。
そして才能と命を引き換えにするのが芸術家で、
つまり芸術は死ぬんだよね。

3.11の被災者たちの間では、少年ジャンプが回し読みされたという。
芸術とは、前に進む希望を与える星のような存在だ。
posted by おおおかとしひこ at 19:12| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。