と僕は思っている。
でも30gを推奨してるのはパソ活さんとkouyさんくらいで、
他の人はあまりそうしたことを聞かない。
最低でもリアフォの45gなのかな。
自作キーボード界でも僕みたいに20gとか15gとか言ってる人を、
殆ど聞いたことがない。(井上明人さんくらい?)
さらに言うと最近の自作キーボード界の流行りは、
60g前後の重めのやつだ。
ルブすると滑らかになるので、
よりストンと落ちやすくなり、
底打ちを受け止めるのはそれくらいが丁度いいのだろう。
あれー?
みんなそんなに大量に書かないのかしら。
あるいは、打鍵法とも密接に関係しているかも知れない。
僕は指の腹で撫でるように打つ撫で打ち派だけど、
どうもこれは少数派で、
第一関節を曲げて垂直に下ろす派の方が多いようだ。
接触点は指紋部分と指先の違い。
僕は「横に書く」(字を書くように)つもりで、
カナの連接を繋げている。
垂直派は、狙い撃ちの感覚なのだろうか。
で、押下圧の話に戻ると、
撫で打ちのほうが力がいらない。
だから押下圧の重さをより感じる。
垂直派だと指や掌の重さで打つのも含むので、
押下圧がそんなに重く感じないというのもあるかも。
さらに、
タイパーの動画を見ると、もっと叩き込むように打っている、
ように見える。
全速力だとどうしてもそうなるのだろうが、
エネルギー的には無駄な感じ。
だから余計45g以上ないと、
強い打鍵力に対してキーボードが持たないのかも知れない。
普段は30g(以下)で、競技の時だけ45g以上、
なんて使い分けている人はいるのかな。
スパイク履くみたいな。
あるいは、
長文を書くタイパーというのが既に矛盾をきたしているのだろうか。
自作キーボードをやる人もあんまり長文は書かないのかしら。
長文には長文の押下圧があると思う。
はじめてhhkbを触った時は、
なんというフェザータッチだと感じたが、
それもそのうち重くなってきた。
自作キーボードに転んだのも25gとか20gを使えるからだ。
逆に、
多くのタイパーや自作キーボーダーたちは、
その世界をただ知らないだけの可能性があるなあ。
イベントのたびに20gを展示してはいるものの、
情報量が多すぎ(カナ配列薙刀式、木、斜め親指、バビロンとか)のため、
そこまで気が付かないのかもしれないですね…
軽い万年筆、サラサラ書けるペンなどはライターに重宝されるのに、
軽いキーボードは重宝されない。
単純に知られていないのもあるだろうし、
「ヘタったキーボードは押下圧が軽くなる」
(メンブレンやパンタグラフはとくに)
現象が起こってるからかもしれない。
店頭展示品とかにたまにすごく柔らかくて軽いやつあるよね。
僕はなるべく力を使わないキーボードに調整しまくっていて、
「しかしこれなら長文書けそう」と、触った人はよく言う。
タイパー達のスパイクと、
長距離用のシューズは違うのだろう。
高反発フルパワー用と、
省エネスタイルの違いがあると考えられる。
60gというのはボトムでの圧だと思います。ですので,それほど重いスイッチではないと思います。
上段を指の腹で打つようだと上段は辛うじて届くというポジションになってしまいますので,
数字列重視なら,上段までは,結構指の頭で打たないと数字列が苦しいと思います。最近は数字
の列のない自作キーボードなどを見かけるようになってきましたから,当然ながら,上段を指の
腹で打つのはありだと思います。
僕ははどの段も指の腹で打ちたい派です。
19ピッチでは下段がそうならないですね。
なのでそのように打てるキーキャップを3Dプリントで開発中です。
親指も横斜め向けになるので、斜めに向いたキーキャップを開発中です。
すでに一度完成した「薙刀式キーキャップ」は、
廉価でDMM.makeで提供していますが、
それ以上を目指して目下テストを繰り返しています。
そもそも人差し指から小指までは平行ではなく、
球をつかむように中心に向いています。
(構えた手を前から見るとわかります)
これを無理矢理平らな面に沿わせることが無理の始まりと考えて、
現在のバージョンを試行錯誤中。
こうすると、押下圧の考えも変わってくると考えています。
考えもしませんでした。おみそれいたしました。