2020年03月27日

名作を見よう

この引きこもり推奨時期、名作を見よう。

名作ってなんだ?


もちろん僕のお勧めを列挙してもいいけれど、
そんな盲従者はいらない。

自分で名作を探す訓練をするのだ。

自分の知らない時代のやつ。
聞いたことあるけど見たことなかったやつ。
誰かが猛烈にいいと言ってたやつ。
ググっても評判はいまいちだが、自分のカンではいけそうなやつ。
どう見ても面白そうじゃないが、他人が勧めるやつ。

こうしたものに触れるチャンスだ。

当たりへの嗅覚を鍛えよう。
他人の嗅覚と自分の嗅覚は違う。

当たりを見たら、はじめてその評判をリサーチすればよい。

なぜそれは名作と呼ばれているのか、
なぜそれは面白いのに売れなかったのか、
なぜそれは自分は面白いと思うのに他人から評判が悪いのか、
なぜ自分は面白くないと思ってるのに評判がいいのか。

そうしたことも丹念に調べるといい。


で、
それらの違いを自分なりに研究するといい。

それがあなたの嗅覚を育てる。

沢山の当たりと、もっと沢山の外れを見るといい。
そして、もっと沢山のクソを掴むといい。

監督が好きなのか。
脚本家が好きなのか。
俳優女優が好きなのか。

自分の中で研究していくとよい。


そして、クソやハズレに当たったとき、
「どうすれば名作になれるのか」を考えるのも良い。
根本的に無理なら、
根本的に何をどう直したら名作になるかも、
考えだすと良い。


なあに、引きこもる時間はたっぷりある。
今リストアップしたら答え合わせになっちゃうので、
しばらく伏せる。
(ぶっちゃけ数千本単位から100選ぶ作業がめんどくさい)


クラシックは勉強になる。
何かの元ネタだったりする。
その何かの何年前のやつかを想像するだけで、
私たちは映画史100年を少し理解するわけだ。

映画のwikiを沢山見ることになるだろう。
そこに書かれてあるあらすじが、
どれだけ稚拙か段々わかってくるに違いない。
そこは無視して、客観的事実だけ調べる癖をつけるといいだろう。
posted by おおおかとしひこ at 07:43| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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