この引きこもり推奨時期、名作を見よう。
名作ってなんだ?
もちろん僕のお勧めを列挙してもいいけれど、
そんな盲従者はいらない。
自分で名作を探す訓練をするのだ。
自分の知らない時代のやつ。
聞いたことあるけど見たことなかったやつ。
誰かが猛烈にいいと言ってたやつ。
ググっても評判はいまいちだが、自分のカンではいけそうなやつ。
どう見ても面白そうじゃないが、他人が勧めるやつ。
こうしたものに触れるチャンスだ。
当たりへの嗅覚を鍛えよう。
他人の嗅覚と自分の嗅覚は違う。
当たりを見たら、はじめてその評判をリサーチすればよい。
なぜそれは名作と呼ばれているのか、
なぜそれは面白いのに売れなかったのか、
なぜそれは自分は面白いと思うのに他人から評判が悪いのか、
なぜ自分は面白くないと思ってるのに評判がいいのか。
そうしたことも丹念に調べるといい。
で、
それらの違いを自分なりに研究するといい。
それがあなたの嗅覚を育てる。
沢山の当たりと、もっと沢山の外れを見るといい。
そして、もっと沢山のクソを掴むといい。
監督が好きなのか。
脚本家が好きなのか。
俳優女優が好きなのか。
自分の中で研究していくとよい。
そして、クソやハズレに当たったとき、
「どうすれば名作になれるのか」を考えるのも良い。
根本的に無理なら、
根本的に何をどう直したら名作になるかも、
考えだすと良い。
なあに、引きこもる時間はたっぷりある。
今リストアップしたら答え合わせになっちゃうので、
しばらく伏せる。
(ぶっちゃけ数千本単位から100選ぶ作業がめんどくさい)
クラシックは勉強になる。
何かの元ネタだったりする。
その何かの何年前のやつかを想像するだけで、
私たちは映画史100年を少し理解するわけだ。
映画のwikiを沢山見ることになるだろう。
そこに書かれてあるあらすじが、
どれだけ稚拙か段々わかってくるに違いない。
そこは無視して、客観的事実だけ調べる癖をつけるといいだろう。
2020年03月27日
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