2020年04月03日

名画劇場2: 現金(げんナマ)に体を張れ

(追記: タイトルのフリガナわかりやすくしときました)

スタンリー・キューブリックは僕の一番好きな監督の一人だが、
その中でもどうしても一本を選べと言われれば、
僕はこれを選ぶ。


他には沢山名作があるよ。
「2001年宇宙の旅」の宇宙の静謐さや等速運動は凄いし、
「時計仕掛けのオレンジ」は正しく狂ってる。
「アイズワイドシャット」の音楽はセンス抜群。
「シャイニング」のあのタイプライターのシーンの恐怖よ。

そしてこの映画は、彼のキャリアの中で最初期に撮られたものだ、
ということは知っておくと良い。
その後色んな名作を紡ぐ巨匠も、
案外プログラムピクチャーだったんだなあ、
と思うことができる。

しかし流石はキューブリック。
あのラストシーンよ。
これはネタバレなしで見られたい。


こんな風に、
「あの映画といえばあの場面」があるとしたら、
僕はラストが一番そうなるべきだと思う。
ロッキーに続いて、そんな映画を選んでみた。
posted by おおおかとしひこ at 09:50| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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