2020年04月12日

名画劇場11: カッコーの巣の上で

ジャックニコルソンは素晴らしい俳優だ。
堪能しよう。
以下ネタバレ。


扇動するジャックニコルソンが本当に生き生きしてる。
そういえば先日「es」を見たが、
主人公の扇動はこれを参考にしてたかもね。
ラストとの対比がほんとにすごい。

そういえば、この物語も一人の死をきっかけに、
大きく話が動く。
密室ものの定番の手として、
アイデアノートにメモしておこう。
(80年代の代表作、
「トップガン」「フルメタルジャケット」「愛と青春の旅立ち」
でも、密室(訓練)の中での一人の死をきっかけに、
後半の話が動くよね)


ものすごく前に見たっきりで、
脚本的構造を全く覚えてないのだが、
ジャックニコルソンのその変化だけは強烈に覚えているので、
線の記憶が点の記憶へ昇華した、
という代表例として。


70年代のアメリカンニューシネマの大きなテーマは、
アイデンティティだった。

この流れのもとに、
「タクシードライバー」も、
「俺たちに明日はない」も、
「明日に向かって撃て!」も、
「イージーライダー」も、
「アニー・ホール」も、
「ロッキー」も、
「スターウォーズ」もあった。
ひとつの黄金時代なので、
全部見て損はないぞ。
(SWは現4。特別篇は捨ててね)



「カッコーの巣」というのは、
隠語で精神病院のことだそうな。
托卵とかと関係あるのかと思いきやそうでもないらしい。
マザーグースからの引用説もある。
posted by おおおかとしひこ at 00:09| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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