配列の骨格を示す、というtkenさんのツイートに影響されて、
薙刀式の骨格をば。
【薙刀式】
(削はBS。エンターはVM同時押し。
濁点は逆手のFJと同時、半濁点は逆手のVMと同時)
単打
きてし 削るす
とかっ くあいうー
こそ たなん
シフト
り よ
にまち のも
を、 。
なんとなく、
「手首中心に円を描いて指が当たるところ」
に骨格のカナがいるんだなあ、
ということが図にしてみてわかった。
たしかにこのへんは最初のバージョンから殆ど変わっていない。
ずっとW位置に「き」か「は」かで迷っていたくらいか。
配列の骨格というのは、
「その骨格のカナを選抜すること」と、
「そのカナ同士の連接を決めること」
の二つがあると思う。
薙刀式の場合、骨格の中の骨格は、
てし 削るす
とか あいう
こ なん
かな。
これに付随して骨格のカナがやってきた感じ。
で、これさえ決まれば配列はできるかというとそうではなく、
「骨格以外のカナのバランス」
を根気よく続けて良さげだったら完成、
という手間があって、
骨格が2、3日で出来るとしたら、
その後の骨格以外に半年とか年単位かかるイメージ。
これがローマ字なら数ヶ月で終わると思うし、
清濁別置なら年よりかかるかもだ。
まずは配列の骨格を抜き出すというのは、
中々に面白い。
よくその配列を知る人じゃないと抜き出せないから、
簡単に見えて案外難しい。
骨格と骨格以外の基準は、
tkenさんの「その他はわりとどうでもいい」
に従った。
ほんとはどうでも良くなくて、
全て必然的な位置なのだが、
拘るほどではなくて、
「絶対これはここでなくてはならない」
の強い部分を骨格と呼ぶ、
くらいのことだろうと読解した。
骨格のカナはどうやって決まるのだろう。
新下駄みたいに、
「統計順で選び、そのカナと連接するカナを選ぶ」
を徹底する合理はひとつある。
でもほとんどの場合は、
「自分が重要と思うカナ」のような気がする。
それってつまり、自分がどのカナと仲がいいか、
みたいなことかもだ。
自分の大事にしてる言葉があり、
まずその言霊からつくる感じが、僕にはする。
だからその配列に手が馴染むのだとしたら、
仲のいいカナが近い人なのかもしれない。
配列は科学ではあるが、考えや思いのような、
科学ではない主観部分の接続部でもある。
そのへんが垣間見えて、
たいへんおもしろい。
他の配列も見てみたいなあ。
2020年04月06日
この記事へのコメント
コメントを書く