3Dキーキャップとなにが違うか把握するため、
先日あげた独自のミックスプロファイルで1万字ほど打ってみた。
9000字は小説のコピー打鍵、1000字は日記程度のメモ。
もう一度先日のミックスプロファイルを整理しておくと、
上段: スタンダードDSA
中段: シグネチャープラスチックのDSA(若干高く、広く、凹みが浅い)
下段: タイハオ下段(傾斜マックス)
親指: 独自ななめ
のような組み合わせ。
ざっくりいうと、奥チルトになっている。
これは、下段キーを前滑りしながら打ちやすくするためだ。
で、独自の親指ななめキーは、
角度を何種類か変えた試作版があるので、
色々変えて試してみた。
すると、親指と人差し指の関係が微妙に変わり、
その余波が小指まで波及することが分かった。
FJキーを中心に、掌の構えが回転するイメージ。
半径の一番大きな小指が一番影響を受ける。
小指下段の打ちにくさに影響するわけだ。
で、一番しっくり来るやつで、1万字打ってみた。
さすがにそれだけ打つと、慣れてしまって、
ああもう3Dキーキャップつくる必要なくて、
快適そのものでエンドゲームでは?
などと錯覚してしまう。
しかし、これだけでは手が届いていない部分があり、
そこが3Dキーキャップでやるべき部分だろう、
ということが分離できた。
このミックスプロファイルで実現していること:
・中指下段の前滑り打ちの角度が最高で、一切痛くならない
・奥チルトなので、指を伸ばしながら打てて楽
これで出来てなくて、3Dでやるべきこと:
・同じ段が同じ高さなのは気持ち悪い→やはり指に応じて高さが違うべき
・同じ段が同じ角度なのも気持ち悪い→指に応じて適した角度にする
・親指の指紋部分で打てていない→指紋部分で打てるように調整中
JKLが引っ込んでる感覚があるので、
これらは高くしてもいいのだろう。
NM/は傾斜を落としてもいいと思う。
高さも角度も全部異なる、
全体で球を掴むような感じになる3Dキーキャップとの、
差分がよく分かった。
そうか、僕はもう横一列が同じ高さのキーが、
体に合わなくなってきているんだなあ。
指の長さは違うし、同じ中段に構えた時も、
接する角度が違う(前後、左右)。
それに合ったキーキャップの角度にそれぞれ変えたいと考えている。
また、角度が違う指も、
高さを変えると揃うことがわかっている。
この辺の知見を生かしながら、
さらなるプロトタイプづくりに生かしたいものだ。
一番楽に打てるキーキャップの形はなにか?
自キ勢の人たちは、あんまりここを追求してないなあ。
市販のキーキャップを買うことばかり考えてて、
「それがベストの形である」かどうかを疑っていない印象をうける。
まあ、やってなけりゃあ、僕の独壇場になりそうで、
それはそれで面白いが。
とりあえずキーキャップのプロファイルは奥が深い。
キースイッチ沼も深いが、プロファイル沼も深い。
2020年04月19日
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