同じミックスプロファイルで打鍵を重ねた。
とくに中段部に問題を感じた。
流石のダブルスプリングスイッチだと、
今回は感じた。
軽い撫で打ち(始動圧25g、アクチュエーション1mm)
で打てる時も対応するし、
興が乗ってバリバリ打つときの底打ちにも、
圧倒的に耐えられる。(底打ち3mm、80〜90gと推定される)
打鍵というのは幅が広い。
撫でるようなフェザータッチから、
ガッっと打つものまで、さまざまな力の幅がある。
押下圧を軽くすれば強い時に指を痛め、
重くすれば軽い打鍵を取りこぼす。
ダブルスプリングは長時間打つときの、
打鍵力の不安定さを吸収する、
柔軟性の高いスイッチであることがわかった。
うむ、設計通りだ。
で、本題は中段DSAが手に合わないなあという部分。
伝統的キーボードは、中段キーは全部同じ高さだ。
だから中段キーを同じ高さにして何が悪いのか?
と思う。
しかし中段に構えたとき、
よくみると指の接する角度が、指によって違うことに気づく。
僕の場合、
人差し指は30度くらい、
中指は45度くらい。
薬指は中指に近く、
小指は人差し指に近い。
こんなに角度も長さも、指のアーチ具合も違うものを、
等価に押せるわけがない。
具体的に言うと、
中指の迎え角を、人差し指よりつけるべきだと思った。
事実、先日と合わせて2万3000字(変換後)を打ったのだけれど、
中指が痛くなりつつある。
以前は中指下段が痛かったが、
タイハオ下段によって救われている。
今回は信じがたいことに、
中指中段を打って中指を痛めているわけだ。
問題点を改善したら、
次の問題点で問題が起こるのか…
つまり、キーボードはいまだ問題だらけなのではないかなあ。
たぶん、
「中段は全て同じキーを使用し、全て同じ高さ」が問題なのだと、
気づいている人はほとんどいないと思う。
それ以外の問題点の方が大きいからだろう。
ちなみに、
中指中段キーの高さをミリほど高くすると、
人差し指の入射角と中指の入射角をほぼ同じにできる。
で、中指中段キーのステムの中に詰め物をして、
2mmほど上げると、だいたい入射角が同じになって、
なかなかに快適化された。
(釣られて中指上段も2mm上げないとバランスが取れない)
ゆかりさんが現在開発中の3Dキーボード、
Lime40では、
中指のキーだけ高くなるように設定されている。
おそらく、同じことに気づいているはず。
2020年04月22日
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