2020年04月22日

【薙刀式】さらに1万3000字ほど打った結果

同じミックスプロファイルで打鍵を重ねた。
とくに中段部に問題を感じた。


流石のダブルスプリングスイッチだと、
今回は感じた。

軽い撫で打ち(始動圧25g、アクチュエーション1mm)
で打てる時も対応するし、
興が乗ってバリバリ打つときの底打ちにも、
圧倒的に耐えられる。(底打ち3mm、80〜90gと推定される)

打鍵というのは幅が広い。
撫でるようなフェザータッチから、
ガッっと打つものまで、さまざまな力の幅がある。
押下圧を軽くすれば強い時に指を痛め、
重くすれば軽い打鍵を取りこぼす。

ダブルスプリングは長時間打つときの、
打鍵力の不安定さを吸収する、
柔軟性の高いスイッチであることがわかった。
うむ、設計通りだ。


で、本題は中段DSAが手に合わないなあという部分。

伝統的キーボードは、中段キーは全部同じ高さだ。
だから中段キーを同じ高さにして何が悪いのか?
と思う。

しかし中段に構えたとき、
よくみると指の接する角度が、指によって違うことに気づく。

僕の場合、
人差し指は30度くらい、
中指は45度くらい。
薬指は中指に近く、
小指は人差し指に近い。

こんなに角度も長さも、指のアーチ具合も違うものを、
等価に押せるわけがない。

具体的に言うと、
中指の迎え角を、人差し指よりつけるべきだと思った。

事実、先日と合わせて2万3000字(変換後)を打ったのだけれど、
中指が痛くなりつつある。
以前は中指下段が痛かったが、
タイハオ下段によって救われている。
今回は信じがたいことに、
中指中段を打って中指を痛めているわけだ。


問題点を改善したら、
次の問題点で問題が起こるのか…

つまり、キーボードはいまだ問題だらけなのではないかなあ。
たぶん、
「中段は全て同じキーを使用し、全て同じ高さ」が問題なのだと、
気づいている人はほとんどいないと思う。
それ以外の問題点の方が大きいからだろう。


ちなみに、
中指中段キーの高さをミリほど高くすると、
人差し指の入射角と中指の入射角をほぼ同じにできる。
で、中指中段キーのステムの中に詰め物をして、
2mmほど上げると、だいたい入射角が同じになって、
なかなかに快適化された。
(釣られて中指上段も2mm上げないとバランスが取れない)

ゆかりさんが現在開発中の3Dキーボード、
Lime40では、
中指のキーだけ高くなるように設定されている。
おそらく、同じことに気づいているはず。
posted by おおおかとしひこ at 16:52| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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