2020年04月25日

【日記】「密です」の反対は「疎です」だろうが

理系の人たち、ちゃんと流行らせようや。


世間の人たちは三密を誤解しているそうだ。
集、近、閉の三つが役満として揃った時NGだと。

三密という言葉がandを想起させるからかもしれない。
そうでなくてorなのだということを、
「三密を避けましょう」という言葉からは想像できない。
これは、この言葉を作った者の敗北である。

また、
人を動かすには、禁止よりも模範を見せることの方が効果的という。

禁止されても「じゃあどうすればいいんだよ」
がわからなくて、フリーズしてしまうからだ。

だから禁止には行動変容の効果は薄い。
正解を示して、「こうしなさい」と言われるほうが、
イメージができるのだ。

事実、「手洗いうがい推奨」は、
平凡な結論ながら、皆の行動変容を促している。


密の反対は疎である。
これは理系には目を瞑っても理解できる概念だが、
文系は聞いたこともない言葉かも知れない。
そして医学は理系だ。
文系が理解しないのは、習ってないからである。


ということで、
正解を示すべきだ。

「密です」ゲームをつくってる場合ではない。
キャッチーで面白い言葉ではあるが、
禁止は結果を生まない。
小池のブレーンにはキャッチーな言葉を考える人はいても、
社会心理学者はいないようだ。

社会的距離やソーシャルディスタンスでは、
私たちの言葉にはなじみがなさすぎる。


「疎です」をフィーチャーしよう。

「三密には該当しないからセーフ」ではなく、
「疎です。オッケーです」にするべきだ。
posted by おおおかとしひこ at 19:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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