読んだことはないけれど、
この表紙の羅列を見れば、大体のことは理解できそうだ。
タイトルの長いライトノベルまとめ!あらすじから人生相談まで
https://oreore.red/longtitle-lightnovel
僕はこれが、「性癖のリスト」だからではないかと思う。
二次創作においては、
作品タイトルのほかに、
性癖が併記されることがよくある。
それと似ている。
「その中で見れる見世物リスト」が、
表紙に書いてある、と僕は考えている。
線ではなく、点のリストであると。
その意味では、AVのタイトルの羅列にも似ている。
単体ものではなく企画ものね。
単体ものでも人気企画に参加するやつはあるけれど。
(例: 「○○○(女優名)出会って二秒で合体」)
ラノベは表紙の絵がキモだそうだ。
絵とタイトルのペアで決まるらしい。
じゃあ新手のAVではないか。
性行為に限らない、もっと広範囲な性癖を満たす何か。
タイトルが点だからといって、
中身が点だとは限らない。
志ある線を描き、文学たりえているものもあると想像する。
(AVの中でも時に文学に達しているものもある)
しかし少なくとも、
売る側の意識は、
「沢山性癖を陳列しておきますので、
お好きなやつをお取りください」
ではないかと思われる。
昨今の映画ポスターのブロッコリー問題
(主演俳優たちを並べるだけ)と同じだ。
一般映画の性癖が、俳優対象になっているだけのこと。
つまり、
写真を点として扱っているだけ、
僕はレベルが低いと思う。
物語とは線の面白さで、
点以上のなにかを成し遂げるもので、
それは物語にしかできない。
それを大事にしない限り、
ラノベもAVも二次創作も映画ポスターも、
僕には同じに見えている。
脚本という物語の線ではなく、
場面という点でしか見られないのは、
線にとってとても不幸だ。
(もちろん、点に負けるほどのたいした線が存在しないのは、
線の負けであるが)
2020年04月29日
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