2020年05月08日

【脚本添削スペシャル2020】11 細かい解説

リライト版の、細かいテクニック的なことも含めて、
解説を書き込んでみました。
化け物退治はスカートの中で解説.pdf


一応三幕構成的な構造はあります。

大きくいうと、二幕が公園、
一幕がセットアップ(シバタとの過去、アラギとの出会い)、
三幕がモールの前、
と、ステージを分けています。

ミカから見ると、ただの迷惑なオッサンに絡まれているだけですが、
アラギから見ると、三幕構成になっています。

アラギの第一ターニングポイントはカゲを発見したこと、
第二ターニングポイントは日没です。
これがあるので、ミカに特に三幕構成がなくても、
あるような気になる構成にしてあります。


大きくは、以下のような構造です。


 ミカの背景、目的の提示、少しの感情移入
 事件が起こる

 アラギの目的の提示、感情移入
 コンフリクトによるコメディ(お楽しみポイント)
 時間の逼迫

 伏線の解消、ミカの悲しみへの感情移入
 事件の決着
 お互いに、真の目的を果たした


真ん中のお楽しみポイントをつくるために設定があり、
ミカの真の目的をかなえるために、
実はすべてが組まれているという構造です。



さて。
元原稿が予選落ちだとしたら、
入選まではいかないけど、
佳作か準入選くらいは引っかかる程度には、
リライトができたと思います。

これ以上名作になりえるには、
何が必要なのでしょうか。

僕は、ストーリー構造が、テーマ構造になっていることだと思います。
次回。
posted by おおおかとしひこ at 00:01| Comment(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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