おもしろいブログ記事を見つけたので貼っておく。
思考の延長としてのタイピング、そしてキーボード
https://blogs.itmedia.co.jp/showbiz/2011/05/post-e581.html
僕が最近撮った薙刀式動画を考えると、
1200文字前後(変換後)/10分という数字だ。
実はこの数字、
薙刀式ができてから、ほとんど変わっていないんだよね。
手は速くなっているから、これ以上早くなってもいいと思うんだが、
1200あたりが僕の思考速度なのではないか、
と最近は思うようになってきた。
その記事のコメント欄も興味深く、
コピー打鍵であるイータイピングの数字と、
創作文の速度は、まったく関係ないんじゃないか、
とすら思える。
タイピングゲームは、手の最高速を高める練習にはなるが、
執筆の巡航速度を早くはしないと思う。
思考速度が1200なら、それ以上やっても無駄だろう。
せいぜい、その倍くらい手が動けばいいのかもしれない。
で、その1200ないし1000を得るのに、
「慣れた配列とキーボード(とエディタ)」
が必要だというのに異論はない。
しかし、重たいパンタグラフ(メンブレンだったか?)
のエルゴキーボードを使うよりも、
キー圧が軽いキーボードや自作キーボードのほうがいいと思うし、
ローマ字の不合理で忙しい運指よりも、
かな配列、とくに薙刀式のほうが楽だぞ、
ということは常に主張していきたい。
しかし大体1000から1500くらいには、
人の思考速度は収束するのだろうか。
書きながら考えると、それくらいが限界なのだろうか。
もっとも速書きの作家の一人、西尾維新ですら、
8時間かけて2万字だ。417にスコアは下がる。
彼の場合は長く書き続けられる体力が尊敬の対象だな。
森博嗣は1日1時間5000字のみ、という条件で、
1日の集中力を使い切るという。
それでも1000に届いてない、833。
そのへんが、人間の限界値なのではないだろうか。
ということで、
薙刀式動画の1200は、
かなり妥当だと思う。
簡単な文章だからだろう。
ブログよりも集中力の必要な原稿なら、
僕は500程度に落ちる。
結局、それ以上のデジタル執筆は、
いらないのかもしれない。
2000で普段書いてる人とかいるのだろうか。
是非見てみたいものだ。
2020年05月11日
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