面白いのを拾ったので。
https://mobile.twitter.com/cicada3301_kig/status/1260178897582174208
よく英語と日本語は語順がひっくり返るとかいう。
高校英語までは逆順で訳すことが多いけれど、
大学レベルや翻訳レベルでは、
「訳し下ろす」などといって、
逆順に訳さないよう、
なるべく出てきた順で訳していくと良いとされる。
それは、人は逆順でわざわざ思考しないからだ。
思考する順に訳すのが、時間の流れの忠実なる再現というものだ。
で、何がいいたいかというと、
こんなに違う言語を、
同じキーボードで打つ意味あんの?ってことかな。
おまけに漢字変換、文節伸長があるしねえ。
韓国語と日本語はほとんど語順が同じで、
やはり同祖論を思い出させるね。
追記:
例文は、
I want to try a suit I saw in a shop that's across the street from the hotel.
私はホテルの向かいにあるお店で見たスーツを着てみたいです。
になっているが、もしこの英語を訳しなさいとなったら、
着てみたいスーツがあるんだ。
ホテルの向かいの店で見たんだけどさ。
とある店で見たスーツを着てみたいんだよね。
例のホテルの向かいのところの店のだよ。
みたいに訳すのが一番スムーズに状況が理解できる。
例文は語順を極端に逆にするための文なので。
口語だったら、
試着したいスーツがあってさ。
店で見たんだよ。ホテルの向かいの。
みたいに訳し下ろすのが、
頭に出てくる順番としては合ってる。
ハリウッド映画の字幕なら、
あのスーツやべえんだよ!
ホテルの向かいの店の。知ってる?
ぐらい砕けるかも知れない。
翻訳者というのは、
文脈に応じて、訳し下ろすのがわかるか、
逆順にしたほうがわかるか、などをときに応じて取捨選択するものだ。
2020年05月13日
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