ちょっと面白いものを見つけたので。
韓国のビルのスクリーンに巨大波がいるやつ。
https://twitter.com/Campaign_Otaku/status/1261120389968625669
最初はすげえな、なんて見入っていたが、
これは映像内だからの感想だなあ、と気づく。
実際にこれが渋谷にあることを想像すると、
「実物じゃないんだ」とがっかりするだろうと思った。
つまり、
実際に水槽があって、波が起こっているほうが、
相当いいぞ、と想像した。
で、デジタル技術って、
代替品をつくることに特化しているんじゃないかなあ、
なんて妄想したのだ。
ディストピアものとかで、
偽物の酒(人造酒)と本物の酒が出てきたりするけど、
デジタルって、どこまで行っても、
本物にはなれない、代替品なんじゃないか、
って思う。
映像がかつては本物に見えたのは、
アナログという実体があったからだと、
僕はずっと思っている。
なんかデジタルは、オリジナルの代わりにしか見えないんだよね。
情報量が多すぎるとか、技術的な議論はあるにせよ、
もっと簡単に、
「ああ、本物の代替品として使っているのね」
と「分ってしまっている」ことが、
デジタルの本質なのではないだろうか。
「はいCGCG」ってそういうことだと思う。
「はい人形をみんなで動かしているやつね」ってなっても、
なお本物の力を人は信じるからね。
2020年05月15日
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