2020年05月17日

【薙刀式】物理配列の感想

ついでに、その他の物理配列を散々触った感想を書いておく。


勿論以下は僕個人の感想で、
異なる指、異なる能力の人にはまったく違う感想がある可能性もある。
しかし網羅的に述べている人があまりいないので、
あえて僕個人の視点から串刺してみた。


【伝統的左ロウスタッガード】
・なんで1/4ズレと1/2ズレが混在?
・左手首のひねりがいてえ
・そもそもこのズレにどんな合理性が?

【左ロウスタッガード1/4ズレ統一】
hhkbJPがそうでした。
hhkb原理主義者からは、1/2ズレでないことから、
あれはhhkbではないとまで当時はボロクソに言われてた。
悪くないけど、左手首のひねりが痛いのは変わらない。

【左ロウスタッガード1/2ズレ統一】
どこかのコンパクトキーボードで見つけて散々試打したけど、
斜めにずれすぎて、左手首のひねりは更に酷くなる。
標準運指以外の特殊な運指、
六方最密用の配列と運指法と込みなら行けるかも。

【シンメトリースタッガード】
ロウスタッガードの左手がしんどいわけで、
右手はしんどくないから、
左手部の傾きを対称にしては?
というスタッガード。
Zincシンメトリー、Cythe、Nirvanaあたりがそう。
触ってみたら、「なんで斜めになってる必要性があるの?」
と思った。
格子配列でええやんかと。

「体の正面に手を置いたらハノ字になるから、斜めが良い」
という理屈は理解するが、
格子配列の左右分割をハノ字に置けばいいのでは?
と思ってしまった。
ハノ字の角度は人によって違うので、
自分なりの角度に決められる、左右分割のほうがいいかなあ。
TY、Z/が遠い。
QPBNは近い。
これも、これありきの配列を作った方がいいかも。


【アリス配列】
同様に、「ハノ字の角度が固定」なのが気になる。
さらに左ロウスタッガードとの組み合わせで、
海外では人気らしいこの物理配列のどこがいいのか分からない。
(海外では左右分割は人気がないらしい。
qwerty英語タイピングと関係あるかも)

【Naked64の配列】
アリスより左右対称になっていることで好感が持てる。
しかしハノ字が恣意的で変えられないことと、
親指キーがこれでいいのか、
と思ってしまい手を出さなかった。
珍しく奥チルトが標準なんだよね。
でも奥チルトは、4指の運動はいいものの、
親指キーの高さが上がってしまい、
結局「親指キーはそれでいいのか?」に戻ってきてしまう。


【コラムスタッガード】
前に書いた。
アルペジオがすごくやりにくい。

【TRONキーボード】
指を伸ばして開いた形に、放射線状にキーがある。
同様に、アルペジオがやりにくかった。

それとは別に、パームレスト一体型の筐体が素晴らしく、
これで親指キーさえ良ければ買ってたかも。


【Microsoftエルゴノミクス】
親指キーが気に喰わない。
全体の感じはいいけど、
メンブレンの安っぽさと、持ち運び不可なので脱落。

【キネシス】
お椀型は一見合理に見える。
でも「全キーに突き指で打っていく」スタイルが、
本当にいいのかな?
撫で打ちの方が力を使わなくて連接も速いけど。
僕が撫で打ち派でなかったら、買ってたかも。

【ぜろけーさんの3Dキーキャップ】
お椀型に、上と同じ疑問を抱く。
親指キーが結局は「指の横で押す」から脱却してないので、
魅かれなかった。
しかしこの発想はたいへん素晴らしく、大いに参考になっている。


【Colossum、Dactyleなどの3Dキーボード】
4指はお椀型だし、
親指をガバッと開いてしか打てないので、
ほんとにいいのか疑問に思った。
親指のスイッチがすごく薄くて、
下段キーに隣接するくらい近づけられたら、
理想かも知れない。

【Romlyさんの3Dキーキャップ】
http://romly.com/archives/2019/05/tokyomk6_en.html
の「行ってみた#2」のトップ画像のやつ。
3段でかまぼこ型になっている。
お椀型凹の逆の凸であり、
逆シリンドリカルとも言えるだろうか。
現在設計中の3Dキーキャップのヒントになったもの。

下段が打ちづらくて困ったので、
下段は逆に返しをつくるべきだと思ったなあ。


【タイプライターみたいに段の物理高さが違うもの】
タイプライターぐらい大きめのやつなら、
なんだか使いやすかったが、
連接アルペジオなどには向いてないと思った。
僕は指が短いので、
長い人なら使いやすいのかなあ。
結局段差で指がキーキャップにぶつかってしまうことが多かった。


【異形ロウスタッガード(TS配列)】
シンメトリースタッガードから、
上段だけ逆方向に(外側に)ずれたもの。
TreadStone系列でしか見ない。(Sekieiもか)
FJに対して、TYが近くなるのがメリット。
でもRUが変なところにきて、
上段全部ずれてて、イベントで触るだけでは慣れなかったなあ。
慣れたら行けるのかしら。
親指キーの数が足りなくて、
薙刀式には厳しいかもなあ。
TreadStone32は今でもずっと買おうかどうか迷ってるキーボード。
左右分割の方が肩が楽なんだよなあ…


【格子配列左右一体型】
左右の手が近すぎて、結局両手首がひねられる気がする。

【格子配列左右分割型】
ということで、
僕がMiniAxeを使っているのは、
上の全てを消去した上での、消去法だ。
(勿論レツプリやErgo42やChidoriでもいいけど、ミニマルが好き)
なので、
ベストと思っているわけでもない。
それよりもキートップ面を3D曲面にする土台としては、
幾何学的な格子配列のほうがややこしくないだろう、
と踏んでのこと。

【16ピッチ】
苦無など。とても良い。
3Dキーキャップが完成したら16ピッチ用を作って、
載せてみたい。


【Claw44など、親指の島のある物理配列】
とてもいいと思うけど、
「指の横で叩く」ことから脱却してないのは同じなので、
興味が湧かなかった。
僕の理想は、「親指の指紋部分で打つこと」だ。



ということで、
僕の物理への興味は、
これらの経験がもとになっている。

「慣れれば慣れるよ」なのかも知れないが、
今のところMiniAxeスタイルが最も合理的だと考えている次第。
ハノ字の傾きや左右の距離で、疲れるところが全然変わってくるので、
慣れたらそれを変えることで疲れを分散できるのも、
割とメリットだと思っている。
posted by おおおかとしひこ at 22:04| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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