物語の面白さというのはどういうところにあるのだろう。
笑ったり、エモかったり、
ほっこりしたり、すげえ、ダークだ、
などの感情を刺激されることは多々ある。
伏線が絡み合いパズルのような見事さ、というのもあるだろう。
それだけだろうか。
これは僕の意見だが、
アツくならないところに、物語はないと思うのだ。
少なくとも第一ターニングポイント、
第二ターニングポイント、
クライマックスにおいて、
アツくならないものは、
物語として価値が低いのではないか、
と僕は思っている節がある。
アツく、というのを別の言葉でとらえると、
「世界を変えようとする」と言えると思う。
そこに危険が伴うが、
死ぬかもしれない(物理的にも、社会的にも)が、
それを乗り越えるべきものとして、
その大きな目的は、
世界を変えようとしていることだ、
というものが、最上ではないかなあ、
と僕は考えている。
これは、宗教上の問題かもしれない。
好みが違えば、
まったく違うものを物語の本質である、
などと考えるのかもしれない。
男だから? 女もそうかな? よくわからない。
「物語とは何か」の問いの答えは、
人によって色々ありそうだ。
僕が「それが良く出来たか」
という自分のものをチェックするときに、
アツいかどうかは、ひとつの指標にある気がする。
激熱のものを書きたい。
それで今ちょっと苦しんでいる。
2020年05月20日
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