頭30分がキツかった。
一回止めて、一日放置してたくらい。
でもその後を見てよかった。
中盤から怒涛の伏線回収。
これは構造的に勉強になる。
以下ネタバレ。
どの順で、どんなことがあるか、リストアップするといいだろう。
それらがどこで出て、どこで回収されるかもだ。
ブラックジャック必勝法。
8万ドル。
投げられたマットレス、屋上。
そもそも屋上で飲んだ酒。
麻薬の売人。
ホロコーストの指輪。
スタンガンのガキも良かった。
そして落ちの、バーテンダー。(何度も天丼してたよね)
ラスベガスのハメはずしという羨ましいことを題材に、
それらを伏線回収していく気持ちよさ。
虎がマイクタイソンのペットというのはものすごい飛び道具だが、
これがないと面白くないので、
シナリオには必須だろうね。
実はこのシナリオは、
コメディのガワを被った、
構造的にはミステリーだ。
ばらまかれた伏線を辿って一本の糸により合わせる、
ハウダニット形式のミステリーである。
答え合わせは「一度しか見ないで、削除するぞ」
というデジカメの中にあり、
それはエンドロールで種明かしになる。
見事な、
「最初から観客を騙すために仕組まれた遊び」
であったことよ。
いかに馬鹿馬鹿しい方向に風呂敷を広げ
(目覚めたら虎と赤ちゃんがいる
→結婚した?→パトカー盗んだ?
→ストリッパー?
→トランクに人が?)、
それをいかに上手に回収するか。
中国人に囚われてたのが別のダグで、
彼がそもそもの麻薬の売人というのもうまい。
ひとつひとつをチェックポイントとして、
シナリオの各何分に出てくるかの地図を作ろう。
シナリオの構造を考える上で、
大変勉強になるだろう。
「運命じゃない人」で、僕は似たことをやった。
これもオススメだ。
邦題はいまいちだな。
「ぶっ飛びナイトの後始末!」とでもとりあえず。
2020年05月22日
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