2020年05月23日

【薙刀式】指の長さに応じて高さの違うキーキャップ

というのはあるのかと思い、手持ちで組んでみる。


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見た目のちぐはぐさは置いといて、高さや角度だけで実験。

横から見ると、
中段は、
人差し指=小指>薬指>中指

に高さがなるようになっている。
それぞれ、
自作TSA、RomlyさんのロープロDSA、DSA。

下段は、指を縮めるのに対応するため、
中指はOEM下段、
薬指はOEM中段を使用。
角度が違い、中指のほうが若干深い。

上段は返しを作らず、フラットに抜ける想定。
Qは薬指なのでそのままスライドできるようにDSA、
Tのみ返しを入れた。遠いので。


キネシス的なエルゴノミクスなお碗状を、
もう少し緩く作ってみたということかな。
キネシスや3D基板は底面ごとお碗だが、
これはフラット基板に高さ違いで曲面をつくっている。


で、これを試打してみるとわかったこと。

窮屈。


指単体で見ると合理的かも知れないが、
なぜか高速打鍵できない。トロトロになってしまう。

プログラミングなどの、
打鍵速度や量を重要視されないものに関してはこれでもいいかもだが、
文章などの高速大量生成には向かないかも知れない。


なんでだろうと考えるに、
自分は撫で打ち派なので、
適度に掌を回転してるっぽい。
時計反時計、ローリング含めて。

これが遊びのようになって、適度に指と指の運動を手助けしてるっぽい、
ということが、やってみて分かった。

なるほど、キネシス系お碗型への僕の違和感の正体はこれか。

「手首や掌を動かして、
指の単独運動を滑らかに接続している」
という仮説だな。

「キーは指だけで打っているわけではなく、
また連接において指だけが動いている割合は少ない」
という風にも言えるか。

その割合は人によるのだろうが、
指よりも大きな筋肉を使っているからおそらく合理。


「寝返りをどこかで打って、指の疲労を分散する」
という説明は、実は手首や、肘や肩の遊びで説明できるかも。
(そしてそれがうまくいかない時、凝るのでは)


人間工学って時々、
人間の肉体や習慣に対する知識浅いときあるよな。
posted by おおおかとしひこ at 15:54| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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